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LPS入門におすすめの飼育難易度が易しめなLPSサンゴ6選【初心者】

悩む人
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LPSサンゴに挑戦したいけど、どれがいいのかわからない!まずは難しくない種類から挑戦したいな

ハタタテ
ハタタテ
この記事はそんな人におすすめ!

今回は初心者さんにも飼いやすいサンゴについてや、おすすめのLPSサンゴについてお話しします。

本記事で分かること

・LPSとは?

・LPS入門におすすめなLPSサンゴの紹介

LPSとは?

ナガレハナサンゴ

「LPS」とは「Large-Polyped Scleractinian」の略で、これは「大きなポリプのサンゴ」の意です。

主に硬い骨格を作るサンゴのうちポリプが大きなものを指します。

全体的な飼育難易度はソフトコーラルと変わらないか、それよりやや上や下のものが多く、ミドリイシなどの「SPS」よりはかなり飼育しやすいグループと言えます。

スコリミア

▼その辺のサンゴの分け方についてはコチラ

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というわけで今回は飼育しやすいLPSを紹介していきます。

ちなみに今回の選定基準は

・水質悪化、光、水流などの満たすべき条件が厳しくない

・高価になりすぎず、手に入りやすい(予算1万円くらい、サンゴは個体ごとの価格差がとても激しいので、あくまでもよく売っているものの価格を参考)

の2つです。

この点を意識して、LPS入門にもおすすめな種類を選定しました。

飼育しやすいLPS!

バブルコーラル(ミズタマサンゴ)

バブルコーラルはLPSの中でも丈夫と言え、水質悪化に強く、光もそれほど強くなくていいので飼育しやすいLPSと言えるでしょう。

ぷくぷくぽよぽよとした見た目もかわいらしく、飼育していて楽しいサンゴです。

ただこんな感じで強力な毒を持つスイーパー触手を伸ばすこともあるので、これが他のサンゴと触れ合ってしまわないように注意が必要です。

しかしこの毒問題以外にこれといった注意点もないので、優秀なLPSですね。

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ハナガタサンゴの仲間

ハナガタサンゴの仲間も丈夫で飼育しやすいです。ハナガタサンゴ、マルハナガタサンゴ、コハナガタサンゴ、アザミハナガタサンゴなどの種類があります。

自然界ではかなり光が強い場所にも生息しているのですが、光自体は強くなくても飼育できます。

エサを与えると調子が上がりやすく、色彩もレッドやグリーンなど豊かなものが多いです。

スイーパー触手を持っているかはわかりませんが、他のサンゴと接触すると「隔膜糸」を出して攻撃します。

この隔膜糸がめちゃめちゃ強力で、強力な毒を持つはずのバブルコーラルと接触してしまった時にバブルを半分溶かしてしまったことがあります。

成長は非常にゆっくりなので置き場所には困らないですが、これまたほかのサンゴとの接触にだけ注意です。

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オオバナサンゴ

個人的にはかなりおすすめなオオバナサンゴ(ヒユサンゴ)。例によってとても丈夫で光の要求量も高くありません。

レッドやグリーン、個体によってはイエローやパープルなど非常に鮮やかな色彩が複雑に混じりあう姿には恍惚としてしまうものがあります。

またぷにぷにしている見た目がかわいらしいです。

夜になるとこんな風に触手を広げ、エサを与えると喜びます。

毒は弱いらしく、他のサンゴとの接触によってダメージを負ってしまうことがあることには注意です。

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キクメイシの仲間

キクメイシの仲間も丈夫でおすすめです。

グリーンがメインの群体が多く、キレイな見た目のものが多いです。

成長が遅い分、強力な毒を持つことで生育スペースを確保する生態があり、スイーパー触手が届くキクメイシ周辺数cmの場所に他のサンゴを置くのは危険です。

ただ見た目はとてもキレイで注意点も少ないサンゴなので、水槽の引き締め役におすすめのLPSと言えます。

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カクオオトゲキクメイシ

名前は似ていますが、さっき紹介した「キクメイシ」とは別のグループのサンゴです。

キクメイシより大きくぷくぷくの体を広げ、エサもキクメイシよりよく食べます。

非常に多彩なカラーを持ち、これ専門で集めても楽しめるくらいには奥の深い仲間です。

またキクメイシよりも成長が早く、数か月で違いがしっかり分かるくらいには成長するので、増やす楽しみもありますね。

毒は弱いのでダメージを負わされてしまう側です。またカクオオトゲは魚にとっては”美味しい”らしく、ハギやアイゴのエサになってしまう可能性(低確率ですが、正直運しだい)にも注意です。

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クサビライシ

クサビライシは底生生活をするサンゴで、例によって丈夫で光も融通が利きます。

平べったい円錐の形をしていて、ぎざぎざの骨格からぷくぷくとポリプを膨らませます。

エサへの反応も良く、与えるとよく食べます。

グリーンやオレンジ、イエローやパープルなどの多彩な蛍光色を持ち、ブルーのライトを当てると蠱惑的な輝きを放ちます。

また底に置けるという関係上、他のサンゴとレイアウト場所がかぶりにくいという唯一のメリットもあります。

底砂上のワンポイントにおすすめのLPSと言えるでしょう。

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まとめ

DMMかりゆし水族館で撮影したカクオオトゲキクメイシ

*環境変化に強く、手間いらずなサンゴがおすすめ

*ぷくぷくかわいい「バブルコーラル

*色んな種類を集めて楽しい「ハナガタサンゴ

*多様な色彩に魅了「オオバナサンゴ

*グリーンが美しい「キクメイシ

*コレクション性バツグン「カクオオトゲキクメイシ

*底砂レイアウトが可能「クサビライシ

今回はLPS入門にもおすすめな飼育しやすいLPSサンゴを6種類紹介しました。

LPSサンゴ自体はまだまだあって、紹介しきれていない種類も多いのでぜひ色んなサンゴをチェックしてみてくださいね。

その中でも今回は特におすすめと言える種類を紹介したので、LPSに挑戦してみたい!というときにはとってもおすすめです!

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