今回は水槽を一気に華やかにしてくれる黄色いお魚、その中でも初心者の方でも飼育しやすいお魚についてまとめてご紹介します。
本記事で分かること
・海水水槽で飼育できる黄色いお魚一覧
・それぞれの簡単な特徴
海水水槽で飼育できる黄色いお魚
コガネキュウセン(イエローコリス)
コガネキュウセン(イエローコリス)は代表的な黄色いお魚です。
小型のベラの仲間で、夜に寝るときは砂に潜って寝るという生態があります。
「くいんっ、くいんっ」という感じの泳ぎ方が特徴的でかわいらしいです。
飼育の仕方は基本的な小型ベラの仲間と同じなので、寝るための底砂をしっかりとひいてあげれば特に難しさはなく飼育できます。
水槽にあと1匹魚を入れたい!というときにおすすめの子です。
キイロサンゴハゼ
キイロサンゴハゼは数センチと小型なハゼの仲間。
赤みを帯びたほっぺも含めて超かわいいマスコット的お魚です。
サンゴの上に乗っていることが多いので、なんでもいいのでサンゴが水槽にあるといいです。
痩せやすいのでこまめにえさを与える必要がありますが、慣れてしまえばとっても愛らしい姿を振りまいてくれます。
小型で水も汚しにくいので、おすすめ度も高い1匹です。
ギンガハゼ(イエロー)
ギンガハゼはテッポウエビと一緒に暮らす共生ハゼの仲間です。
イエロータイプとグレータイプがおり、イエロータイプは非常に美しい山吹色をしています。
ハゼの仲間の例に漏れず、飛び出し対策さえすれば飼育は非常にカンタン。テッポウエビと共生させれば毎日ほほえましい協力関係を観察することができます。
ただイエロータイプを購入しても、後天的に色が変化してグレータイプになってしまう可能性があることに注意が必要です。
我が家の個体も、飼育しているうちにイエローからグレーに変色しました。変色する理由や条件は明らかになっていないので、正直運次第の部分です。
ヒフキアイゴ
ヒフキアイゴはその名の通り火を噴くようなおちょぼ口が特徴の黄色いアイゴの仲間。
最大で20~30cmほどになりますので、60cm以上の水槽での飼育がおすすめです。
導入初期の神経質な時期を乗り越えればめちゃくちゃ図太くなり、エサも食べまくるちょろいお魚です。性格は温厚でケンカしません。
自然界では海藻を好んで食べているので、普通の人工餌に加えて海藻系の人工餌(海藻70とか)も混ぜて与えるとよいでしょう。
エサに対する反応や泳ぎ方に非常に愛嬌があり、なんとなくほかの魚に比べてなつきやすい気もします。
キイロハギ
キイロハギは先ほどのヒフキアイゴによく似たおちょぼ口をもつハギの仲間です。
大きさもヒフキアイゴと似た中型のお魚。60cm以上の大きさの水槽での飼育がおすすめです。
生態までヒフキアイゴとよく似ていて、主食は海藻。海藻70などの海藻系の人工餌を好んで食べます。やや白点にかかりやすい部分もありますが、落ち着けば安定して飼育できます。
今回紹介するお魚の中でもかなりビビッドなイエローをしており、海水水槽においてここまで映えるお魚はなかなかいないでしょう。
飼育方法は近縁種のゴマハギと同じですが、こちらの方がかなり高価です。
まとめ
*あと1匹におすすめ「コガネキュウセン(イエローコリス)」
*赤いほっぺがチャーミング「キイロサンゴハゼ」
*エビとの共生も楽しめる「ギンガハゼ」
*優しい海藻好き「ヒフキアイゴ」
*全身真っ黄色な人気者「キイロハギ」
今回は海水水槽で飼育できる黄色いお魚の中でも、特に飼育しやすいお魚を5種類紹介しました。
どのお魚も飼育しやすくて水槽をしっかり華やかにしてくれますので、皆さん気になったら飼育してみてください!