エビ・カニ・ヤドカリの足がない!取れた足が治るのかどうかについて|MarineLovers
水槽お役立ち情報

エビ・カニ・ヤドカリの足がない!取れた足が治るのかどうかについて

悩む人
悩む人
あれ?飼ってるヤドカリの足が少ない?これって元に戻るの…?

ハタタテ
ハタタテ
大丈夫!安心して!

今回は甲殻類の足やハサミがなくなってしまった時のことについてお話しします。

なお、この記事はオカヤドカリについてではなく、海水中に生息するエビ・カニ・ヤドカリについての内容です。

本記事で分かること

・甲殻類の足やハサミがなくなってしまうことの原因について

・足がなくなってしまった時の対策

・足をなくならせないための対策

甲殻類の足やハサミがなくなってしまう?

なくなっても大丈夫なのか

左のハサミがなくなってしまっているニシキテッポウエビ

海水水槽でエビ・カニ・ヤドカリなどの甲殻類を飼育していると、気づいたときには突然足やハサミがなくなってしまっているときがあります。

まずこれは大丈夫なのかということですが、とれてしまった本数にもよりますが基本大丈夫です。

まず多少足やハサミが無くても、彼らはエサさえ食べられれば普通に生きていけます。ただ取れた足が多すぎたり(全部とか体の半分とか)すると衰弱したりエサが取れなくて死んでしまうこともあります。しかし1本や2本なら基本問題ありません。

さらに甲殻類のスゴイところは、脱皮を経るとなくなってしまった足やハサミが元に戻るんです。

アケボノ
アケボノ
すごいなあ!それなら取れてしまっても心配いらないね

原因は?

このアカツメサンゴヤドカリは左のハサミがない(見えてないだけかもしれない)。沖縄・北谷町の砂辺No.1でのダイビングで撮影

この原因はいくつかありますが、よくあるのは「脱皮失敗」や「甲殻類同士のケンカ」などですね。

「甲殻類を好む魚類に襲われた」ということもあるかもしれませんが、コレはベラなどを飼育していない限りはないので、基本的には「脱皮失敗」や「ケンカ」になるでしょう。

こういったことでけっこう簡単に取れてしまいます。

ハタタテ
ハタタテ
自然界でもけっこう取れたりすることもあるみたいだから、意外とよくあることなのかも

とれてしまったら?

体力をつけさせよう

足やハサミがなくなってしまっても脱皮を繰り返せばしっかり生えてくきます。

しかし脱皮には体力を使うので、足が取れてしまったことによる体力消費やうまくエサが取れないことによる消耗で次の脱皮に失敗してしまう可能性もあります。

なので足を生やしてあげたいヤドカリなどがいれば、集中的にエサを与えて体力をつけさせてあげるものよいでしょう。

アケボノ
アケボノ
なるほど!

我が家では脱皮失敗のためか歩くための足4本中3本がなくなってしまったヤドカリがいたのですが、「フロートボックス」に入れて隔離しつつエサを与えていたら、次の脱皮でしっかり治ったことがあります。

ちなみに脱皮時には足で踏ん張ることが必要らしく、あまりにもたくさんの足がなくなってしまうと、そのまま衰弱して亡くなったり、次の脱皮に失敗して亡くなってしまう可能性が高くなるみたいです。

一応足4本中3本なくなっても今回は隔離して養生していたので治りましたが、水槽のヤドカリの群れの中にそのまま入れていたら生き残れていたかわからないので、状況次第ですね。

ハタタテ
ハタタテ
我が家で体の片側の足がすべてなくなってしまったイソギンチャクモエビは亡くなってしまったから、やっぱり状況次第ではあるね

ヨウ素をしっかり維持しよう

ヨウ素は海中に微量しか存在しない成分ですが、魚やサンゴの健康維持や甲殻類の脱皮に必要不可欠な成分です。

しかし閉ざされた環境の水槽内ではすぐに失われてしまうため、欠乏が起こりがちです。

足が生え変わるには脱皮に成功することが必須条件ですが、ヨウ素がないと脱皮に悪影響があるので、「しっかりと水換えを行う」か「パープルアップ」のようなヨウ素を含む添加剤を用いるとよいでしょう。

足やハサミをなくならせないために

やっぱりヨウ素

まずは脱皮失敗対策。

甲殻類の脱皮失敗を起こさせない対策法としては、やはり「水槽内に適切な量のヨウ素をしっかりと含ませておくこと」でしょう。

ではどうすればよいかということですが、ひとつは水換えによる補給」です。

人工海水には必要な成分が含まれているので、水換えによってヨウ素を補給することでできます。

しかしヨウ素は特に水槽内から失われてしまいやすいということもあり、ヨウ素を保つためならかなりの高頻度(数日に1回とか)で水換えをしなければなりません。

アケボノ
アケボノ
さすがにたいへんだなあ

そこでおすすめなのが「添加剤による補給」です。添加剤ならかかる手間はかなり少なくなります。

決して添加剤は万能ではないのですが、経験上、ヨウ素だけは添加剤を使ったほうがいいような気がしています。

ヨウ素の添加におすすめなのはこちらのパープルアップです。

パープルアップを使えばヨウ素に限らず、カルシウムやストロンチウムなどの多くの微量元素をまとめて添加することが可能です。

環境が整えば美しい石灰藻の増殖にも効果的です。

ハタタテ
ハタタテ
石灰藻がすべてではないけど、これが増えるのはサンゴや魚にとっていい環境が保てている証拠なんだ!

▼パープルアップのレビュー

パープルアップをレビュー!手軽にヨウ素補給。石灰藻は?パープルアップで石灰藻は増えるのか。今回はそんな皆さんが持つであろう疑問を私の水槽で検証してみましたので、結果を報告いたします。...

▼ヨウ素不足による脱皮不全で甲殻類が大量死してしまった話

【海水水槽】ヤドカリが殻から出て死んでしまう。原因はヨウ素不足?今回はヤドカリやエビなどの甲殻類が水槽内で大量死してしまった時の原因と、もう起こらないようにするための対策について考えていきます。...

ケンカ対策

ケンカ対策としては「相性の悪い種類同士を一緒にしない」というものがありますね。

例えば共生ハゼと共生するテッポウエビ同士は激しくケンカし、ケンカの過程でハサミが取れてしまうこともよくあるようです。

脱皮で生え変わるので心配いらないとはいえ、これが続くのはいいとは言えないでしょうから、テッポウエビ同士の混泳には注意が必要です。

▼共生ハゼとテッポウエビについて

共生ハゼとは?おすすめの種類やエビとの組み合わせを4種類紹介!今回は共生ハゼを飼育したいときにおすすめな種類を大きさ別に4種類紹介します。...

またヤドカリにも「スベスベサンゴヤドカリ」や「ユビワサンゴヤドカリ」などの気性の粗いとされる種類と、「アカツメサンゴヤドカリ」「スカーレットリーフハーミットクラブ」などの温厚とされる種類があります。

気性の粗い同士、温厚同士の混泳ならあまり問題はないようなのですが、粗いものと温厚なものを一緒にしてしまうとケンカが起こりやすいようなので注意が必要です。

▼ヤドカリの混泳について

【海水水槽】ヤドカリ同士の混泳は簡単?気をつけるべきポイントヤドカリは一見マスコット的なかわいさがあって愛らしいですが、種類の条件によってはヤドカリ同士の喧嘩や、貝類に襲い掛かったりする可能性もあるんです。今回はそんなヤドカリ同士の混泳や喧嘩を減らす方法についてもお話しします。...

まとめ

*甲殻類の足やハサミがなくなってしまっても脱皮で生え変わる

*足がなくなってしまったら体力をつけさせよう

*脱皮失敗対策にはヨウ素をしっかり維持することが必要

*ヨウ素添加には「パープルアップ」がおすすめ

エビ・カニ・ヤドカリの足やハサミがなくなってしまうことはよくありますが、脱皮さえしっかり成功すればなくなった足は生え変わるので、しっかり体力をつけさせて脱皮させてあげましょう!

また甲殻類の脱皮がうまくいくためにはヨウ素が重要ですので、水換えや添加剤などでしっかし維持してやるとよいでしょう。

それでは、皆さんの水槽のエビやカニやヤドカリたちにしっかり足が生えて復活しますように!

ABOUT ME
rirutaki
本サイトをご覧頂きありがとうございます。 本サイトは現役大学生のりるとたきの2人で運営しております。 「海」に魅了された2人がみなさまのお役に立てるような記事をお送りできればと試行錯誤の日々です。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA