今回は新発売のTG-7について、TG-6となにが違うのか実際に使ってみての感想をお伝えします。
本記事で分かること
・TG-7とTG-6の違い
・どっちを買うべきなのか
TG-7とTG-6
2023年10月13日にTG-7が発売されましたね!
そこで「TG-7とTG-6のどっちを買えばいいのか?何が違うのか?」という疑問が生じてきます。
というわけで買っちゃいました、TG-7。これを使って早速ダイビングに行ってきました。
詳しいスペックの比較については他サイトでもまとめられているので、本記事では実際に両方をダイビングで使ってみた感想を踏まえて、どっちがおすすめなのかお伝えします!
TG-6と違う点
液晶の発色が良い!
まず最初に感じた点は、液晶の発色が非常に良くなっています。
より自然に近い色合いで写真を見ることができるので満足度は上がりますね。
縦比率(3:4)で撮影できるようになった!
撮影画面の写真の比率調整では横比率(4:3、16:9など)を選択することができましたが、その比率に縦(3:4)が追加されました。
インスタやTikTokでは縦動画の需要が高いので、この部分は良い変更といえるでしょう。
充電口が「マイクロUSB」から「タイプC」に変わった!
まあどっちでもいい部分なのですが、世間的にマイクロUSBよりはタイプCのほうが多いと思うので、汎用性は上がったかな、という感じです。
持ちやすくなった
持ち手の部分がTG-6よりも少し大きくなり、結構持ちやすくなりました。
ただ水中ではハウジングに入れて使用するので、本体の持ち手の大きさはあまり関係ないかな。
TG-6と同じ点
ハウジングはTG-6と共通
水中ハウジングである「PT-059」に関してはTG-6と共通です。
ハウジングとセットで買い替えなくていいのはユーザーとしてはめちゃくちゃ助かりますね。
機能・性能はほぼ据え置き
機能・性能はTG-6からほとんど据え置きで、変化はないと言っていいくらいです。
悪く言えば進化していないとも言えますが、良く言えば使用感が全く変わらないのでスムーズに移行可能です。
水中マクロには相変わらず素晴らしい性能を発揮してくれますし、ボタンの配置や追加などもないので、押し間違いなどなく移行することができました。
結局どっちを買えばいい?
機能・性能的には変わらないのでどっちも◎
そうなんです。
ホントにTG-7はTG-6のマイナーチェンジ版というくらいで、6をお持ちの方で今も問題なく使えている方でしたら、急いで買い替える必要はないかなと思います。
ただTG-5からTG-6では結構な変更があったので、TG-5以前の機種をお持ちの方でしたらこの機にTG-7買い替える価値はあります!
あとハウジングはTG-6と共通なので、もし使っているTG-6が水没してしまった際などにはTG-7を買うといいかもしれません。
TG-6がおすすめの方
TG-7が発売されたことで旧機種となったTG-6は、ある程度の値下がりが予想されます。
TG-7と機能・性能的にもほぼ変わらないので「ダイビング用カメラを買いたいけど、安く済ませたい」という方にはかなりおすすめといえるでしょう。
TG-7がおすすめの方
TG-7がおすすめの方は、まず「TG-5以前の機種をお持ちの方」ですね。
私はTG-4も持っているのですが、さすがにこのあたりの機種とは「AF性能」や「カメラによる適切なWBの判断」「発色」などの基本性能がまるで違い、かなり進化が進んでいます。
なのでTG-5以前の機種をお持ちの方でしたら、買い替えのタイミングとしてこれ以上ない機会だと思います!
また「初めて水中カメラを買う方」や「とにかく最新機種が欲しい方」にもおすすめですね!
今回のTG-7は、TG-6から良くなった点こそあれ、悪くなった点はなにひとつないので、普通に良いカメラとしておすすめできるレベルだと思います。
さらに言うと旧機種のカメラは安く買える分、販売元からのサポートが終了していることも多いので、最新機種を購入しておくことで故障時などのサポートが期待できます。
また初めて水中カメラを購入する方でしたら、あえて旧機種を購入するよりは最新機種を買っておいた方が、後々のことを考えても良いでしょう。
まとめ
*TG-6とTG-7は機能・性能的な変化はほぼない
*TG-5以前の機種からはかなり進化している
*安く済ませたいならTG-6でよい
*TG-5以前の機種をお持ちの方や、初めて水中カメラを購入する方にはTG-7がおすすめ
今回はTG-6とTG-7のどっちを買えばいいのか、実際に使って比べてみた感想を踏まえてお伝えしました。
機能・性能的な変化はほぼないので、正直最後は好みで選んでもいいのかなという気もします。
どっちもいいカメラですので、ぜひ手に入れてダイビングを楽しまれてください!