こんにちは!
海水魚飼育日記です。
今回は2022年7月にあった出来事を紹介していきます。
共生ハゼ水槽の崩壊
2月に立ち上げた我が家の60cmスリム共生ハゼ水槽。
この日記に書いたことがあるか忘れてしまいましたが、我が家では60cmスリム水槽をタンクセパレーターで分割して、共生ハゼを複数種飼育していました。
飼育していたのはニチリンダテハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ギンガハゼ、ヤシャハゼ、そしてパーリージョーフィッシュのペアです。
この水槽に7月、かねてから飼育したかったホタテツノハゼを導入しました。
ホタテツノハゼはコトブキテッポウエビと共生するハゼですが、高価なうえなかなか入荷しないためレア種です。
しかしこの子の影響か、はたまた導入時の水槽の環境変化の影響か、この翌日から異変が起き始めました。
この水槽にいたハゼたちが次々と弱りはじめ、ホタテツノハゼ、ヒレナガネジリンボウとヤシャハゼ、ニチリンダテハゼの順に☆になってしまいました。
1匹1匹と落ちていく様子を見るのはほんとうに辛かったです。
これは他が落ちてしまった時のギンガハゼ。
ヒレが開けなくなってうまく動けない様子です。
私はこの時点で、症状自体とその広がりやすさを考えて原因は細菌病と判断。残ったギンガとジョーのグリーンFゴールド顆粒での薬浴を開始しました。
その結果、薬が強すぎるなどのトラブルもありましたが、ギンガとジョーの3匹は助けることができました。
その点については本当に良かったです。
しかしその過程で失ってしまった4匹には申し訳ないことをしました…。
今思えば少なくともニチリンダテハゼは助けられたと思います。
海水魚の病気治療は即断・即決・即対策が重要です。
そして普通の水槽であれば何匹もの魚が一気に落ちることはないです。なのでせめて3匹目が落ちた時点で気づくべきでした。
生き残った3匹は元の水槽に戻すわけにはいかないので、余っていた25cmキューブ水槽をすぐに立ち上げし、薬浴後に3匹はコチラに入れました。
この3匹を生き残らせられたことは素直に喜びたいですが、逆に4匹の大好きなハゼたちを対策の不備で失ってしまったことは今後の糧にすべきだと思います。
また60cmスリム水槽内にいた共生ハゼのペアのテッポウエビしめて4匹と、マガキガイ、シッタカガイたちは無事でした。
細菌病が作用するのは魚だけのようですね。
それにしても、ハゼが病気になるなんて今まで考えてもいませんでした。
本当に悲しい事件でした。細菌病は本当に怖いので、万が一のために海水魚飼育の際にはグリーンFゴールド顆粒を用意しておくことをおすすめします。
幼魚水族館
さあ、悲しさはまだぬぐえませんが、ここからは完全に気持ちを切り替えていきましょう。
7月7日に新オープンの「幼魚水族館」に行ってきました。
ここ、すごく楽しかったです!
色んなお魚の幼魚たちが展示されていて、どの子もめっちゃかわいい。
こんな感じで幼魚と成魚を並べて展示している水槽もあって、とても興味深かったです。
もちろんハゼもたくさん。
いやあ、やはり初めて来る水族館は楽しいです。
また来ようと思います。
新江ノ島水族館
幼魚水族館に行ったそのままの足で新江ノ島水族館に。
やはりこの水族館、楽しいです。
大きいし、展示手法も素晴らしいですね。
もちろんハゼもたくさん。
まだまだいきますよ。
特にここは皇族の方々のご研究の展示としてハゼを展示しているので、飼育数も種類も多くてハゼ好きとしてはかなり楽しめる水族館でした。
ここに来るのは2回目か3回目だったと思いますが、何度来ても楽しいです。
研究活動に力を入れている水族館はやはりいいですよね。最高。
それでは今回の日記はここまで。
また次回!