米原ビーチは石垣島の中でも最強のシュノーケリングポイントなんです!
今回は実際に「米原(よねはら)ビーチ」に潜った経験を踏まえてお話しします。
本記事で分かること
・米原ビーチの基本情報
・実際のシュノーケリングの様子
・米原ビーチでシュノーケリングするときに用意したいもの・注意点
米原ビーチはどんなところ?
まずは実際に行って感じた米原ビーチの特徴を箇条書きでまとめてみました。
米原(よねはら)ビーチはどんなところ?
・駐車場あり(無料・有料)
・自販機、トイレ、シャワー室は完備
・シュノーケリンググッズ・ライフジャケットの貸し出しあり
・リーフ内で安全度が高い
・魚やサンゴも多い
今回はここに注目して紹介していきます。
米原ビーチの基本情報
場所
米原ビーチは、沖縄県は石垣島の中部にあるビーチです。
石垣島中部の北岸に位置しています。石垣島市街地からは車で30分くらいです。
バスやタクシーでも来れますが、市街地からやや遠く時間と料金のコスパが悪いので、レンタカーを借りるのがおすすめです。
その他の基本情報
住所 | 〒907-0451 沖縄県石垣市桴海644 |
---|---|
電話 | ー |
駐車場 | 無料(5、6台)・有料(500円、20台くらい) |
トイレ | あり |
シャワー | あり(無料) |
自販機 | あり |
県道から海岸のところに入るとすぐ駐車場があります。
無料のものが5、6台ありますが、シーズン中には中々停められないかなあと思います。有料のものは1日500円で数十台は停められそうです。
この時、台風直後でめちゃくちゃに荒れているのですが、トイレとシャワー室も完備です。
シャワーは200円10分と書いてありましたが、この時(2022年9月)は無料で使えました。おそらくシーズン中は無料で開放しているのではないでしょうか。
ちなみにシャワーは冷水しか出ません。夏ならいいですが、相応の覚悟が必要です(笑)。
また自販機と売店も完備。
売店ではライフジャケットなどのシュノーケルグッズのレンタルも可能なようです。
ビーチについて!
ビーチは砂利状のサンゴ礫でできています。なくても大丈夫ですが、けが防止でマリンシューズがあるといいかもしれません。
ビーチは東西に長~く続いているので、シュノーケルのエントリーはどこからでもできます。
実際にシュノーケリングしたときの様子
それではここからジッサイに潜ってみたときの様子のご紹介です!
早速海に入っていきます。
入ってすぐはこんな感じ。
この日は台風の翌日だったので波が強く、かなり濁っていますね。
あと、入ってわかったのですがビーチの西から東(左から右)に流れがありました。
サンゴの白化
夏の高水温の影響でしょうか。
多くのサンゴが白化していました。ちょうど台風が来て水温が下がったかと思うので、またもとに戻ってくれるといいですね。
岩の周りには青色が美しいルリスズメダイが群れていてかわいらしいです。
サンゴと魚
もう少し奥の方に行くと、魚影が濃くなってきました。
たくさんの小魚たちが岩の間に群れています。
これはアオヤガラでしょうか?細くて見づらいですが特徴的なお魚です。
サンゴ岩の上にはクロソラスズメダイ。
めちゃくちゃ睨んでくるので正面顔しか撮れません(笑)。
この子は自分が住んでいるサンゴの上をガーデニングして、大好物の藻類を育てるというから驚きです。
流れに任せて進んでいると環境が変化して大きなサンゴが目立つようになってきました。
この子はモンガラの仲間。繁殖期になると狂暴化して襲ってきますが、この子は臆病でしたね。
調べてみたんですが、何モンガラかはわかりませんでした。わかる方いたらお教えください<(_ _)>。
超デカいフエフキダイの仲間もいました。ゆうに80cmはありました。正直ビビった。
シュノーケルでいつも見るイラブチャーくん。大きさは50cmくらい?サンゴをゴリゴリ齧る音が豪快でいいです。
ちなみに石垣島の市場でイラブチャーの刺身を食べたら絶品でした。今まで食べた白身魚の中で一番うまかった。冗談抜きで。
エキジット
というわけで最初のところまで戻ってきてエキジットです。
そういえばこの海岸にはクマノミ類もいるそうなのですが、見つかりませんでした。たまたま通った場所にいなかったのかなあと思います。
今回シュノーケルしたルート的にはこんな感じ。なんとたったこれだけ。
これでも行き帰りと横方向の移動でそれぞれ100m以上あります(全部で300mくらい進んだと思う)。
この日は台風の翌日で外洋が大荒れだったのでリーフ外に出るのはやめました。
リーフ外をドローンで撮影したのがこの写真。
白波(画面上部)以外の白く見えるものはすべてサンゴですね。ものすごく白化が進んでいますが、台風で水温が下がったはずなのでいずれ復活するでしょう。
波が穏やかな日にリーフ外でシュノーケルしたら本当に最高だと思います。
感想
感想としては、
海がキレイで魚が多い!サービスも良
という感じでしょうか。
まず駐車場完備。さらにシャワー(おそらくシーズン中無料)も自販機もあります。
売店でシュノーケルグッズをレンタル可能なのもGOODポイントですね。
またリーフ内でシュノーケルできるのでやはり安心感があります。
ただ常に西から東に流れがあるので、西(海岸左側)からエントリーして、東方向(右方向)に進みつつシュノーケルを楽しむことをおすすめします。
また場所によってはリーフカレント(離岸流)があるみたいなので注意が必要です。看板で注意を促されているのでチェックしておきましょう。
海岸西側(左側)を中心にシュノーケルをしておけば写真の離岸流エリアに行ってしまうことはないので、それがおすすめかもしれません。
あとはここは国立公園になっていて、生きものを捕まえてしまうと自分が警察に捕まってしまうので気をつけましょう(笑)。
また干潮時はサンゴにぶつかってしまって危険ですし、サンゴを壊してしまうので、干潮時のシュノーケルは避けましょう。
シュノーケリングするときに用意したいもの・注意点
シュノーケリンググッズは必要!
米原ビーチでは近くの売店でグッズのレンタルも行っています。そのためシュノーケリンググッズは事前に用意していく必要はありません。
最低限必要なのはシュノーケルマスクとフィンです。
ただシュノーケルの部分は口がつくので、気になる方は用意していくといいと思います。
現地でマイグッズが欲しい方は、沖縄ではドンキに行くと割と簡単に手に入ります。どうでもいいですが私は沖縄のドンキが何気に楽しくて、毎回毎回行ってしまうんですよね(笑)。
ライフジャケットはできればほしい
ライフジャケット着用のほうがよいです。特にこの海岸は常に流れがあるのと、離岸流まであるので、ライフジャケットは間違いなくあったほうがいいです。
最低限シュノーケルが初めての方やお子さんは着用されることをおすすめします。
▼大人用
▼子供用-0o
身体を覆うもの(できれば全身)があったほうがいい
もちろん普通の水着でもシュノーケリングは可能ですが、米原ビーチにはクラゲ防止用ネットがありません。
したがって肌を露出しているとハブクラゲに刺されてしまう危険もあるので、なるべく肌面積は減らした方がいいです。
繁殖期には狂暴になって噛みついてくるモンガラの仲間に遭遇したときに身を守るためにも、危険生物対策として体を覆うことをおすすめします。
また南西諸島の強烈な日差しを防ぐためにも体は覆っていたほうがよいです。というか、こちらがメインの理由ですね。
私は沖縄の海岸でシュノーケルをしたときに、1、2時間程度だったのにがっつり白黒の痕がつくほどに日焼けしてしまい、やけどのように痛くて一週間くらいは本当につらかったことがあります…(泣)。
ちなみにその時から1年たっても日焼け痕は残っていました…。
あとここはサンゴが多いので、素肌を露出しているとサンゴにこすってけがをしてしまうこともあります。
マジで思ったよりもサンゴは鋭いですよ!ちょっとこすっただけでケガします(経験済み)。
素肌を守るために上下のラッシュガードを着ていくのがいいでしょう。最低限上半身だけでも着たほうがいいですね。
もしウエットスーツがあれば、肌の防護、保温、浮力の役割をそれだけでこなしてくれるので一番おすすめです。
もっと楽しみたいときに!
シュノーケルツアーの利用もおすすめ
個人でのシュノーケルも楽しいですが、サクッと見どころを見て、かつ安全にシュノーケルを楽しみたいならツアーの利用もおすすめです。
米原ビーチでも多くのシュノーケルツアーが開催されているので、チェックしてみてください!
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カメラレンタルも吉
「シュノーケリングをもっと楽しみたい!」という方や「思い出を残したい!」という方には水中カメラのレンタルがおすすめです。
本格的な水中カメラでもいいですし、GoProや水中用の360度カメラもおすすめです。
まとめ
*米原ビーチは石垣島でおすすめのポイント
*駐車場は無料(5、6台)と有料(500円、数十台)がある
*トイレやシャワー、自販機は完備
*魚がたくさん!サンゴもキレイ!
*リーフカレント(離岸流)に気をつけよう
*ライフジャケットは着用推奨
*日差しと危険生物対策のため、できれば上下ラッシュガード(ウエットスーツ)を着ていくのがおすすめ
今回は石垣島は「米原ビーチ」でのシュノーケリングについてお話ししました。
米原ビーチは石垣島でシュノーケルできる場所としてはかなりおすすめのポイントです。
ただ生きものには配慮して「触ったり捕まえたり追いかけたりしない」「サンゴには乗ったり壊したりしない」をしっかり守って、後世にこの素晴らしい環境を残してあげましょうね!
気になったらぜひ伺ってみてください!