【海水水槽】リフジウムって何?効果やメリットを解説!|MarineLovers
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【海水水槽】リフジウムって何?効果やメリットを解説!

悩む人
悩む人
リフジウムって何なの?どんな効果があるの?
ハタタテ
ハタタテ
いろんな効果があるよ!説明していくね

というわけで今回はリフジウムの効果を説明していきます。

本記事で分かること

・リフジウムとは

・リフジウムの効果

リフジウムとは

リフジウムとは「避難」という意味がある「refuge」と、「aquarium」を組み合わせた造語です。

具体的には本水槽とシステムがつながっている別の水槽のことを示し、一般的には海藻などを入れることが多いですね。

ただリフジウムと言えば海藻のイメージがありますが、必ずしも海藻が入っている必要はありません。

リフジウムの効果

一般的にはリフジウム水槽には海藻を入れることが多いので、主に海藻を入れる場合の効果を解説します。

お魚の隔離に使える

これは海藻は関係ない話ですが、リフジウムは本水槽とつながってはいますが魚が行き来できる形では基本的にないので、お魚の隔離に使えます。

海水水槽をしていると「お魚同士が喧嘩してしまった」「お魚がサンゴを食べてしまった」といった風に、お魚を隔離すべき状況がしばしば発生します。

そんな時にリフジウムがあると、同じシステムの中でお魚を隔離できるので魚体への負担が少なく、問題の解決を図ることができます。

ハタタテ
ハタタテ
これはリフジウムの便利な点だね

栄養塩の吸収

水槽内では、生物の排せつ物が分解された最終結果である硝酸塩リン酸塩などの栄養塩がたまっていきます。

これらの栄養塩は自然界では植物プランクトンや藻類によって消費されますが、水槽内ではそれらは生きられなかったり増えるには限界があったりするので栄養塩がたまり続けます。

しかしリフジウムをつくって海藻を育成することによりそれらの栄養塩が吸収されることに期待することができます。

▼硝酸塩とそれを減らす方法についてはコチラ

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しかし実際はリフジウム水槽で硝酸塩を減らす効果を実感するには、水槽と同じくらいの大きさのリフジウムが必要と一般的には言われています。

それにはさすがに無理があるので、申し訳程度と考えるのがいいかもしれません。

我が家でもオーバーフロー水槽のサンプに簡易的にリフジウム(厳密な定義的にはリフジウムではない)を設置していますが、硝酸塩を減らす効果はあまり感じられていません。

▼サンプに簡易リフジウムを設置!

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ワラワラの繁殖場になる・多様性の維持

アケボノ
アケボノ
「ワラワラ」って何?

「ワラワラ」というのは海藻に付着したり水中を漂ったりして生活する小さな甲殻類(ヨコエビやカイアシ類に代表)などの生き物のことです。

小さい生き物がたくさんいる様子が、わらわらしているように見えるので、まとめて「ワラワラ」と呼んでいます。

ハタタテ
ハタタテ
正式名称ではないとはいえおもしろいニックネームだね

このワラワラたちは海藻上にたくさん生息しており、水槽内に海藻があるとそこで盛んに増えます。

これが水槽にいい影響をもたらします。

アケボノ
アケボノ
どういうこと?

というのも、水槽内は閉じられた環境なので、知らず知らずのうちに水槽内の生態系は偏ってきます。

その水槽の環境に強い種類が優勢になって、多様性が失われるんです。

そしてそのような多様性に欠ける環境では、ダイノスやその他のコケなどの水槽の厄介者がなにかのきっかけで大量発生するリスクが高いです。

水槽内の環境は生物多様性によって維持されていると言っても過言ではなく、水槽の生物多様性を維持することは環境の安定につながるんです。

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そこで水槽内やリフジウムに海藻があると、勝手に増えるワラワラたちが水槽内の生物多様性の維持に一役買ってくれるんです。

つまり海藻を入れたリフジウムの存在は水槽の環境維持にそのままつながります。

ハタタテ
ハタタテ
上で紹介した「硝酸塩・リン酸塩の吸収」も、海藻が余分な成分を吸収してくれることがコケの抑制にもつながるし、リフジウムは水槽を安定させてくれる存在といえるんだ

お魚へのエサの供給

リフジウムで増殖した海藻は定期的にトリミングをする必要があるのですが、トリミングした海藻は草食性のお魚のエサになります。

上のように我が家でもゴマハギやヒフキアイゴのエサになっています。このようにハギやアイゴは特に海藻を好んで食べるので、おやつがわりになります。

アケボノ
アケボノ
一石二鳥なんだね
ワラワラたちはお魚のエサにもなる

またリフジウムの海藻上で勝手に増えるワラワラたちは、それ自身がお魚のエサになります。

ほとんどのお魚たちにとってそのような小さな甲殻類は、栄養豊富で食欲をそそる生きエサです。

そのようなワラワラたちの中でリフジウムで増殖しすぎた分が勝手に本水槽に入り込んでくるので、これまたお魚たちのおやつがわりになります。

リフジウムは2重の意味で水槽におけるエサの供給源になる優れた存在なんですね。

まとめ

*リフジウムは「refuge」「aquarium」を合わせた造語

*お魚を隔離するときに使える

*硝酸塩・リン酸塩などの不要な成分を吸収してくれることが期待できる

*水槽内の生物多様性の維持や環境の安定に役立つ

*お魚のエサの供給源になる

今回はリフジウムの効果について解説しました。

リフジウムにはいろいろな効果があってかなり便利なので、興味があったら作ってみることをおすすめします。

▼厳密にはリフジウムではないのですが、オーバーフロー水槽のサンプで簡易的にリフジウムを作ることも可能です。

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また、外掛けフィルターやスドーの「サテライト」にウミブドウなどの海藻を入れて光を当てるだけでも十分にリフジウムとして運用することができるので、簡単にリフジウムを作りたい方にはおすすめです。

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