こんにちは!
海水魚飼育日記です。
今回は2022年2月にあった出来事を紹介していきます。
悲しい出来事
今月は数匹のお魚を亡くしてしまいました。
コチラが一つ目のオオバナサンゴ。45cm水槽に導入しました。
まず亡くしてしまったのは60cmワイド水槽のヒフキアイゴ。
詳しい原因は不明ですが、水槽に設置していた隔離ボックスと水槽壁面の間に引っかかる形で亡くなっていました。おそらく何らかの原因でその隙間にはまってしまい、そのまま動けずに亡くなったのでしょう。
こんなことはそうそうないとは思うのですが、隔離ボックスは透明だったので視認できなかったのかもしれません。水槽内の自然ではない構造物には注意が必要ですね…。
飼育開始してから1年以上。大好きなお魚の1匹だったのでとても悲しいです。
正直どうしようもなかったと言えばそうなのですが、何かできることがなかったのかと思ってしまいます。
もう1匹は25cmキューブ水槽で飼育していたニチリンダテハゼ。
飼育開始から2か月ほど。こっちは飛び出しで失ってしまいました。
フタは塞いでいたつもりでしたが不十分で、隙間から飛び出してしまったようです。
完全なヒューマンエラーでお魚を失ってしまいました…。
これまでハゼの仲間を飛び出しで失ったことはなかったので、正直油断していました。
今後はしっかりと飛び出し対策をしてこのようなことを繰り返さないようにしたいです。
ハゼ祭り水槽の立ち上げ(サイズアップ)
これは後で別に記事にするかもしれませんが、ニチリンダテハゼを飼育していた25cmキューブ水槽を60cmスリム水槽にサイズアップしました。
ゆくゆくの目標はこの水槽をセパレーターを用いて5エリアに分割し、共生ハゼ4種(ニチリン・ギンガ・ネジリンボウ・ヤシャ)とジョーフィッシュを飼育することです。
ホントは上部フィルターか外部フィルターで一方向に水が回るようにしたかったのですが、上部フィルターはスリムのフレームレス水槽には乗せられず、外部フィルターは準備が面倒だったので2連外掛けフィルターでの運用です。
というわけで悲しみも止まないうちではありますが、新たなニチリンダテハゼとギンガハゼ、ヒレナガネジリンボウとコトブキテッポウエビを導入しました。
ニチリンダテハゼは以前よりもかなり小さな個体。
幸い以前のニチリンが共生していたニシキテッポウエビは無事だったので、そのニシキテッポウと新たなニチリンを共生させました。
ニチリンは前よりだいぶ臆病になりましたが、幸いなことにニシキテッポウとしっかり共生してくれています。
ニシキテッポウは柔軟というか薄情というか…。
大きすぎても小さすぎても、ハゼとサイズ差がありすぎると共生せずにどちらかがどちらかを食べてしまうことがあるらしい(ヒソカとイルミみたいだな…)ので、何とか共生してよかったです。
ネジリンボウはコトブキテッポウエビとセット購入。
どちらもとしその種類としては大きめの個体ですね。
今回はまだセパレーターの数が足りないので、ミニフィッシュハウスに隔離です。
ギンガハゼはニシキテッポウエビと共生させる予定でしたが、今回はテッポウエビの購入はナシ。
しばらくひとりでいてもらいます。
でもさすがは気が強めなギンガハゼ。エビと共生していなくてもけっこう出てきますね。
この水槽は25cmキューブ水槽の反省を生かして、GEX「アクアフランジ」で飛び出し対策をしっかりしています。
それでも生じてしまう隙間には少々不格好ですがラップでふさぐ予定です。
▼地震時の水漏れ対策と魚の飛び出し対策におすすめのアクアフランジ
この水槽の今後についてはこれからも紹介していきます。
ボトルアクアに注水!
実は地味に10月から立ち上げていたGEX「グラスアクアリウム ティア―」を利用したボトルアクアリウムについに注水です。
ミスト式でニューラージパールグラスを繁茂させています。
途中までは順調だったのですが、ある時からあまり増えなくなりモチベーションが落ちてしまい、放置した結果注水が2月になってしまいました(笑)。
生体はとりあえずアカヒレ3匹、水草はアヌビアスナナ流木付きを入れました。
水草も生体もまだ追加する予定なので、その時はまた日記に載せようと思います。
▼詳しい様子はコチラ
水族館行きまくり!
しながわ水族館
今月は水族館に3回も行きました。
まずは「しながわ水族館」!
ここは実は共生ハゼに焦点を当てた展示がある珍しい水族館で、ハゼに目がない私にとっては外せない水族館。
クマノミとイソギンチャク、ハゼとテッポウエビの共生関係を「共生水槽」としてまとめて展示しています。
地味に共生水槽にあるクサビライシがキレイでした。
こんなちょっとおもしろいシーンも見れました(笑)。
もちろんほかの水槽も素晴らしいものばかり。
あとたまたまバックヤードツアーの募集をしていたので、しっかり参加してきました!
ココでしか聞けないかなり貴重な話が聞けたので、訪れた際はぜひ参加してみてください。
▼アクアパーク品川としながわ水族館の比較記事
新屋島水族館
2月末に香川訪問したときに訪れた「新屋島水族館」。
クラシックな水族館でしたが、解説イベントが充実していて飼育員さんとの距離が近く、いろいろな話を聞けたのがおもしろい水族館でした。
館内にはドーム型の水槽が多くて、これがまたキレイなんですよね。
ペンギンの家系図があって興味深かったです。
こういうのじっくり見ちゃうんですよねえ~。
上の写真のコツメカワウソは、飼育員さんが給餌していたのですが、ちょっとした芸などをやっていて、飼育員さんもエサの内訳などを解説してくれたのでとっても楽しかったです。
かわいい。
実は日本では美ら海水族館とここでしか展示していない「アメリカマナティー」。新屋島水族館のマスコット「マナやん」のモチーフにもなっています。
コチラも給餌解説をしていて、飼育員さんからおもしろいお話しをたくさん聞けました!
レタスをモクモク食べていてかわいらしかったです。
とっておきは「世直し侍」が大活躍するイルカショー。
これはホントに楽しかったので、ぜひご自身の目で見てほしいです!
四国水族館
新屋島水族館からハシゴした「四国水族館」。
さすが2020年にオープンしただけあり、かなりキレイめな水族館でした。
正直、これホントに申し訳ないのですが、あまり期待してなかったんです。
ホントごめんなさい。
四国水族館と言えばこの写真↑のイメージが非常に強かったので、ぶっちゃけこれしか見どころがないのかと思ってたんです。
まあ、もしかしたら生きものに興味がない人からしたらここしか見どころがないのかもしれませんが(それはそれで悲しい…)、とんでもない!!!
めちゃくちゃ見どころありました。
まず自然界から切り取ってきたような美しい展示の数々。
本当に、自然界の一部をそのまま持ってきたのかと思うほど数々の水槽が洗練されています。
生きものの皆々がとても生き生きしています。
地域に根差した展示が多いのも好ポイントですね!
あの水槽(インスタで見るやつ)は序の口ですよ。序の口。まあ私も同じような写真撮ってるんですが。
さらにおもしろいのが、飼育員さんの手書きであろうキャプション。
ほぼすべての水槽についてこれがあり、かわいらしくてしかも情報がしっかり記載されているので、生きものへの愛と敬いを感じます。
座って見れる大水槽の給餌解説も楽しかったです。
タイミングが悪くてイルカショーは見れませんでしたが、けっこう評判がいいみたいですね。
とくに夕暮れ時のイルカショーは人気のようです。
こんな感じでペンギンたちを足元から覗けちゃう展示なんかもありましたよ!
というわけで、水族館2つをハシゴした香川旅行、讃岐うどんもしっかり味わってきて大満足でした。
▼四国水族館と新屋島水族館の比較記事
それでは今回の日記はここまで。また次回!