今回は沖縄本島でシュノーケルしたいときにおすすめの「備瀬崎ビーチ」でジッサイにシュノーケルをしてきたので、その様子をお伝えします。
本記事で分かること
・備瀬崎ビーチの基本情報
・実際のシュノーケリングの様子
・備瀬崎ビーチでシュノーケリングするときに用意したいもの・注意点
備瀬崎ビーチはどんなところ?
まずは実際に行って感じた備瀬崎ビーチの特徴を箇条書きでまとめてみました。
備瀬崎ビーチはどんなところ?
・シャワー・トイレ・自販機・駐車場完備と、施設が充実している
・駐車場は500円で利用可能
・シャワーはひとり300円で使用可能
・事前予約は必要ない。完全セルフで楽しめる
・魚の種類が多い
今回はここに注目して紹介していきます。
備瀬崎ビーチの基本情報
場所
備瀬崎ビーチは、沖縄本島北部の備瀬にある海岸です。
場所はこの辺。
沖縄本島の北部で簡単に言うと「美ら海水族館」「備瀬のフクギ並木」のすぐ近くにあります。
那覇市中心部からは車で2時間~といったところでしょうか。
その他の基本情報
住所 | 〒905-0207 沖縄県国頭郡本部町 備瀬 |
---|---|
電話 | 0980-47-2700 |
駐車場 | 1日500円 |
トイレ | あり |
シャワー | 300円で利用可。温水、時間制限なし |
自販機 | あり |
駐車場は1日500円で利用可能!トイレも完備でシャワーも民営のものを300円で利用できます。
繁忙期はシュノーケルグッズの貸し出しも行っているようですね。
美ら海水族館の近くなので付近に飲食店なども充実。施設面では文句なしですね!
ビーチについて!
海岸はどっちかというと岩石質で、砂がキレイなビーチ、という感じではないですね。
岩がごつごつしているので、ビーチサンダルではなくマリンシューズの着用をおすすめします!
しかし海岸は駐車場から段差を降りてすぐの場所にあり、エントリーはめちゃくちゃ簡単です。
海岸から海を挟んですぐ近くには島があり、水が少ないときは渡っていけるみたいです。
この時は流れが強かったので止めましたが、もちろん泳いで向かうことも可能です。
実際にシュノーケリングしたときの様子
エントリー
海に入るとまずは砂地になっていて、トラギスの仲間でしょうか?
砂に住むお魚の仲間が住んでいました。
アマモ?のような海草も生えていて、壮観な光景が広がっていました。
この場所の水深は胸の深さくらいだったのですが、大きな魚もかなり泳いでいてかなり楽しかったです。
根にたくさんのお魚が!
もうちょっと深い水深2m強くらいのところに行くとポツポツと砂地に根があり、かわいらしいスズメダイたちが群れていました。
かわいらしいですねえ~。
こちらはクロソラスズメダイ。
近づくとめちゃくちゃガン飛ばしてくるんですが、なんとこの子、農業をするんです。
自分の縄張りを手入れして、イトグサという好物の海藻が生えやすい環境にするんです。だからなのか、縄張りを守るためにめちゃくちゃ威嚇してくるんですね。
コチラは沖縄でシュノーケルしているとよく出くわすヤエヤマギンポ君。
このバカっぽい顔が愛らしいんですよね。
コチラは毒々しい見た目が特徴的なテングカワハギのペア(写真右側)。
サンゴ礁のお魚はほんとうにどの子も特徴的で実に興味深いです。
そしてここは魚が多い!
ザ・熱帯魚という感じの見た目のツノダシや、
トゲチョウチョウウオ(?)、
ほかにも写真はうまく撮れなかったのですが、このシマシマ模様が印象に残るサザナミヤッコの幼魚もいました!
と、ここで流れが強くて少し泳ぐのが大変だった(といってもフィンがあれば平気でしたが、念のため)ので、エキジットすることにしました。
シュノーケルやダイビングは過信は禁物。「少しでも危険を感じたら」その時がやめ時ですからね。
エキジット後、シャワー
この海岸のほんとうに良いところは、有料とはいえシャワーが浴びられる点ですね。
その場所の写真を撮り忘れてしまったのですが、駐車場には担当の方がいて、お金を払えばシャワーを使わせてくれます。
時間は特に決まってないですし、温水も出るのがカンペキ。値段も300円と安価なので非の打ちどころがありませんね。
感想
感想としては、
魚種が多い
ということですね。
沖縄本島で最もおすすめのシュノーケルポイントであるゴリラチョップと比べるとサンゴははっきり言ってしょぼいですが、魚の種類はかなり多かった印象です。
私が会えなかっただけかもしれませんが、人気のクマノミ類は見ることができませんでした。
他の方が書いた記事だとニモで有名なカクレクマノミにも会えるということなので、いつかは会ってみたいですね!
またポイント自体が海岸と島に挟まれた水道のような形になっている関係か、流れはありました(満潮に向かう時間だったのかもしれません)。
総じて
「たくさんのお魚と会いたい!」「終わった後にシャワーを浴びたい」「深いところはちょっと怖い…」
といった時におすすめの海岸と言えると思います。
調べたところによると干潮時はイノー(浅いサンゴ礁)がでてきて、潮だまりの中に熱帯魚がたくさん残るということです。
晴れた日の昼間の干潮時であればシュノーケルも磯遊びもかなり楽しめるでしょう!
▼干潮時に訪れたい場合は潮位表を参考にするといいでしょう
沖縄の潮位表はコチラ
干潮時ならシュノーケルせずとも水たまりの上から熱帯魚に会えるみたいです。そういうときにも行ってみたかったな~。
シュノーケリングするときに用意したいもの・注意点
シュノーケリンググッズは持参しよう!
備瀬崎ビーチでは繁忙期以外はグッズのレンタルなどはしていないので、シュノーケリンググッズは事前に用意していく必要があります。
最低限必要なのはシュノーケルマスクとフィンですね。
これのようにセットになったものを買ってしまうのが最も簡単ですが、沖縄のドンキなどでもふつうに売っているのでもし持っていないならドンキを覗いてみるのもいいでしょう。
身体を覆うもの(できれば全身)があったほうがいい
もちろん普通の水着でもシュノーケリングは可能ですが、備瀬ビーチにはクラゲ防止用ネットがありません。
したがって肌を露出しているとハブクラゲに刺されてしまう危険もあるので、なるべく肌面積は減らした方がいいです。
ここには噛みついてくるゴマモンガラやムラサメモンガラはいませんでしたが、いずれにせよ危険生物対策には体を覆うのが一番です。
また沖縄の強烈な日差しを防ぐためにも体は覆っていたほうがよいです。というか、こちらがメインの理由ですね。
以前沖縄で水着だけでシュノーケリングをしたときに、1、2時間程度だったのにがっつり白黒の痕がつくほどに日焼けしてしまい、やけどのように痛くて一週間くらいは本当につらかったことがあります…(泣)。
ウエットスーツを着るのが浮力確保の面からも最も向いていますが、なかなか難しいと思うので上下のラッシュガードを着ていくのがいいでしょう。
最低限上半身だけでも着たほうがいいですね。
またできればライフジャケット着用のほうがよいです。何かあったときに何もしていなくてもに浮けるというのはかなり安心ですからね。
特にここはおそらく流れがあることが多いので、万が一のためにライフジャケットはお子さんだけでもあったほうがいいでしょう。
▼大人用
▼子供用
もっと楽しみたいときに!
「シュノーケリングをもっと楽しみたい!」という方や「思い出を残したい!」という方には水中カメラやGoProのレンタルがおすすめです。
楽天市場でも簡単にレンタルできますよ!
▼GoPro
▼私も以前利用していたおすすめの水中カメラ
▼私が現在利用しているシリーズの水中カメラ。本記事の写真はこのシリーズのカメラで撮影した
まとめ
*備瀬崎ビーチは沖縄本島でおすすめのシュノーケルポイント
*シャワー・トイレ・自販機・駐車場完備と、施設が充実している
*シャワーは有料。駐車場は無料
*事前予約は必要ない。完全セルフで楽しめる
*魚がたくさん!
*やや流れがあるので念のためライフジャケットがあったほうがいい
*シュノーケリンググッズの持参が必要。沖縄のドンキにも普通に売っている
*日差しと危険生物対策のため、できれば上下ラッシュガードなどを着ていくのがおすすめ
今回は「備瀬崎ビーチ」でのシュノーケリングについてお話ししました。
備瀬崎ビーチは海岸のきれいさを楽しめるビーチではありませんが、気軽に沖縄のお魚と会いたい!というときにはおすすめできるビーチと感じました。
気になったらぜひ行ってみてください!
▼沖縄本島では「ゴリラチョップ」もおすすめのシュノーケルポイントです