【水中写真】製氷海岸はエダサンゴの森が最高!〈父島シュノーケル〉
rirutaki
悩む人
父島でおすすめのシュノーケルポイントを教えてほしい!
ハタタテ
なるほど、そういうことなら…
本記事で分かること
・製氷海岸の基本情報
・実際のシュノーケリングの様子
・製氷海岸でシュノーケリングするときに用意したいもの
・注意点
・製氷海岸の基本情報
・実際のシュノーケリングの様子
・製氷海岸でシュノーケリングするときに用意したいもの
・注意点
製氷海岸はどんなところ?

まずは実際に行って感じた製氷海岸の特徴を箇条書きでまとめてみました。
製氷海岸はどんなところ?
・駐車場あり(無料)
・トイレ・シャワーはなし、自販機はあり(小型)
・シュノーケリンググッズ・ライフジャケットの貸し出しなし
・流れはほとんどなく比較的安全
・魚もたくさん泳いでいる
・サンゴの森が本当にすごい!
今回はここに注目して紹介していきます。
・駐車場あり(無料)
・トイレ・シャワーはなし、自販機はあり(小型)
・シュノーケリンググッズ・ライフジャケットの貸し出しなし
・流れはほとんどなく比較的安全
・魚もたくさん泳いでいる
・サンゴの森が本当にすごい!
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製氷海岸の基本情報
「製氷」は工場の名残?

製氷海岸には、元々1923年に作られた日東製氷工場がありました。しかし工場は戦後に廃墟になり、2009年に取り壊されたそうです。
その名残で、この海岸は「製氷海岸」と名付けられているのです。
場所
製氷海岸は、小笠原諸島父島の奥村、小笠原海洋センターの近くにあるビーチです。父島の市街地から車・バイクで5分、自転車10分、徒歩20分程度です。アクセスはかなりいいですね。
市街地から坂道もないので、市街地で自転車を借りてシュノーケルグッズをかごに入れて訪れることなんかも可能ですね。
1時間に1本なので利便性は劣りますが、村営バスでアクセスすることも可能です。
ちなみに製氷海岸の向かいには「小笠原海洋センター」があります。迷ったら小笠原海洋センターに向かっていただくのが良いかと思います。
駐車場について
駐車場は小笠原海洋センターのところに停めれば問題ありません。
駐車台数は最大20台くらいですが、埋まることはまずないでしょう。

駐車場の反対側はそのまま海岸になっています。
ハタタテ
駐車場からのアクセスは良好!
自販機があります!

トイレやシャワーはありませんが、奇跡的に自販機はあります。
トイレはもし利用するのであれば、小笠原海洋センターの屋外トイレを使うことになると思います。小笠原海洋センターは屋外は16時まで自由見学でき、トイレも開いていますので最悪駆け込むことは可能です。
ハタタテ
トイレを使った際は施設見学もしてあげてね!
アケボノ
できればお土産購入もだね!
▼小笠原海洋センターについてはこちら
Coming soon…
なお、海岸でシュノーケルグッズのレンタルなどは行っていないので、大村地区の市街地のお店で購入していくなり、レンタルしていくなりする必要があります。
ビーチについて!

ビーチは岩石の礫とサンゴ砂でできています。
裸足だと少し痛いと思うので、けが防止でマリンシューズがあるといいです。
アケボノ
危険生物対策でもシュノーケルをするときには肌を隠せるマリンシューズはおすすめ!
ハタタテ
この海岸の海にはサンゴがたくさん生えているよ!サンゴにぶつかったりしてもけがをしてしまうから、肌は隠しておいた方がいいね
実際にシュノーケリングしたときの様子
海岸から5mでいきなりサンゴ!

海に入ると5m程度でいきなりサンゴの森があります。
このサンゴの森はものすごい規模でずっと続いています。

この時はサンゴのてっぺんから水深が50cmくらいでした。
サンゴを折ってしまうとよくないので、干潮時に泳ぐのは避けた方が良いと思います。
ハタタテ
すごすぎてぶつかっちゃいそう!

サンゴの周りには魚がたくさん泳いでいました。
この魚はキイロハギ。日本では沖縄などでも見られるお魚ですが、小笠原ではほかの場所の比べ物にならないくらいたくさんの数が観察できます。
アケボノ
沖縄などでは見られても一度に1匹だもんね。群れになってるのは本当にすごい!
沖に出ると…

30m程度泳ぎ沖に出てくると、だんだんと深くなってきます。
この辺りまで来るとお魚もとてもたくさん泳いでいて、非常に壮観な光景です。

ハタタテ
製氷海岸はサンゴもお魚もたくさん!

100mくらい北(海岸右側)に泳いでいくとエダサンゴの勢いが弱まり、一般的なサンゴ礁っぽい雰囲気になってきます。
魚もとても多く、少しわかりづらいですが上の写真にもたくさんのチョウチョウウオやヒメジ、マダラタルミの幼魚(ややでかいけど)なんかも映っていますね。

ここにもユウゼンがいました!ペアで泳いでいてかわいらしかったです。

私が行った3月にも1匹だけ出会うことができました。
ハタタテ
製氷海岸はウミガメが交尾や産卵に来る海岸でもあるから、春から夏にかけてはウミガメと出会うチャンスもあるよ!
感想

感想としては、
アクセス良くサンゴも魚も素晴らしい海岸!
という感じでしょうか。

駐車場と自販機があり、施設的にはまずまず。トイレはないですが、小笠原海洋センターのものを利用することは可能です。
市街地からのアクセスが良く、小笠原特有の自然や生きものを気軽に楽しむことができる場所なので、父島でシュノーケルしたいときにおすすめのポイントと言って間違いないでしょう。
ハタタテ
魚もサンゴも他にはない美しい環境が楽しめる海岸だね
アケボノ
海岸から5mでサンゴの森が現れる環境はまずないよね
父島初めての方にもおすすめできるシュノーケルポイントといってよいでしょう。

ちなみに、製氷海岸にはシャワーがないので大きめのペットボトルを何本か用意して水道水を入れてくることをおすすめします。
それであらかたの塩と砂を落としてから車に乗った方がいいですね。
アケボノ
了解!
シュノーケリングするときに用意したいもの・注意点
アケボノ
何か注意点はある?
ハタタテ
いくつか注意点をお話しするね
シュノーケリンググッズは必要!
製氷海岸ではグッズのレンタルを行っていません。そのためシュノーケリンググッズは事前に用意していく必要があります。最低限必要なのはシュノーケルマスクとフィンです。
たくさんシュノーケルをする場合は本土から持参しても良いですし、父島市街地のお店で買ったりレンタルするのもおすすめです。
ライフジャケットはできればほしい
ライフジャケット着用のほうがよいです。この海岸は波や流れはほとんどないですが、ライフジャケットは間違いなくあったほうがいいです。最低限シュノーケルが初めての方やお子さんは着用されることをおすすめします。
▼大人用
▼子供用
ハタタテ
ライフジャケットは絶対あったほうがいい!
身体を覆うもの(できれば全身)があったほうがいい
もちろん普通の水着でもシュノーケリングは可能ですが、製氷海岸にはクラゲ防止用ネットがありません。時期にもよりますが製氷海岸にはミズクラゲが数多く生息していますし、サンゴにぶつかってけがをしてしまう可能性もあるので、なるべく肌面積は減らした方がいいです。

ただ水着一枚で海に入ってしまうとものすごい勢いで日焼けしてしまうので、ラッシュガードでよいので羽織っておくことをおすすめします。
私は沖縄の海岸でシュノーケルをしたときに、1、2時間程度だったのにがっつり白黒の痕がつくほどに日焼けしてしまい、やけどのように痛くて一週間くらいは本当につらかったことがあります…(泣)。
ちなみにその時から1年たっても日焼け痕は残っていました…。
アケボノ
や、やべえ
素肌を守るために上下のラッシュガードを着ていくのがいいでしょう。
最低限上半身だけでも着たほうがいいですね。
あと意外と盲点なのですが、シュノーケル時に水着のみだと真夏でも普通に寒くなります。
その点でもラッシュガードはおすすめです。
もしウエットスーツがあれば、肌の防護、保温、浮力の役割をそれだけでこなしてくれるので最も向いています。

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もっと楽しみたいときに!

「シュノーケリングをもっと楽しみたい!」という方や「思い出を残したい!」という方には水中カメラのレンタルがおすすめです。

まとめ

*製氷海岸は良アクセスなおすすめポイント
*駐車場は小笠原海洋センターのものを使える!(20台くらい?)
*自販機はあるが、シャワーやトイレはない(海洋センターのものは利用可能)
*日本でここにしかないサンゴの森!お魚たち!
*海況は安定している
*ライフジャケットは着用推奨
*日差しと危険生物・擦り傷対策のため、できれば上下ラッシュガード(ウエットスーツ)を着ていくのがおすすめ
今回は父島でおすすめのシュノーケルポイント「製氷海岸」についてお話ししました。
*駐車場は小笠原海洋センターのものを使える!(20台くらい?)
*自販機はあるが、シャワーやトイレはない(海洋センターのものは利用可能)
*日本でここにしかないサンゴの森!お魚たち!
*海況は安定している
*ライフジャケットは着用推奨
*日差しと危険生物・擦り傷対策のため、できれば上下ラッシュガード(ウエットスーツ)を着ていくのがおすすめ
最低限の設備もあり、アクセス良好、独特かつ素晴らしい自然環境を楽しめるポイントです。
アケボノ
市街地の近くで手軽にシュノーケルを楽しみたいと思ったときにいい海岸だね!
特にこの海岸のサンゴ(スギノキミドリイシ)の森は世界的にも貴重な環境です。油断して壊したりしてしまわないように注意ですね!
気になったらぜひ伺ってみてください!

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