今回は人工ライブロックのひとつとして有名な「マメライブロック」について紹介します。
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本記事で分かること
・マメライブロックとは
・使い方、使用感など
マメライブロックとは
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「マメライブロック」はマメデザインさんから販売されている人工ライブロックのブランドです。
公式サイトはコチラ
詳しいことは公式サイトに書いてありますが、特に押し出されているのは
・原料に含まれるマメカルシウムサンドが溶出し飼育水の水質を整える
・超多孔質でバクテリアが定着しやすい
・ハンドメイドで同じ形状がなく、自然な形状をしている
といったところでしょうか。
原料となる「マメカルシウムサンド」はサンゴの化石でできているということなので、マメライブロックの成分に関しては本物のライブロックと同じといってよさそうですね。
ちなみに自社開発製品なので国産ということです。
種類としては、
■マメライブロック : 横150~170mm
400~550g
■マメライブロック・ミニ : 横100~120mm
140~300g
■マメライブロック・マイクロ : 横 55~ 65mm
30~60g
※マメプラグより厚め
公式サイトより引用
と、大きさごとにわけた3種類のランナップがあります。
また、カラーも「パープル(石灰藻カラー)」「ブラウン」「グレー」があります。
次からはジッサイに使ってみた様子を紹介します。
使い方・使用感について
ではマメライブロックを用いてレイアウトを作成していきます。
用意したのは「マメライブロック」のパープル。6個くらいだったかな。
ちなみに今回は45cm水槽にレイアウトを作成する目的で購入しています。
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大きさはひとつひとつが手のひらよりも大きいくらいで、厚みも結構ありました。
チャームさんから購入しましたが、ひとつ1485円で、ひとつ当たりの重さは400~550gとのことなので、グラム当たりの値段は普通のライブロックと同じくらいですね。
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次に用意したライブロックをアクアリウム用の接着パテである「アクアスケープ」で接着していきました。
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▼接着の詳しい様子はこちらで紹介しています
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公式サイトでは接着は同じマメデザインさんから販売されている「マメグルー」で接着するように、と書いてありますが、ジッサイのところ別の接着剤でも大丈夫です。
▼マメグルーはマメグルーで便利な接着剤です
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こんな感じでうまい具合に接着していきました。
ちなみにこれで3つ合わさってます。
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こんな感じ。
これを見ると確かに色んな形状があるなと思います。形に関してはホントに本物のライブロックのようです。かなりごつごつしていて組み合わせもしやすいですね。
ただ色は陸上で見るとちょっと明るいというか、のっぺりと単色で構成されているので自然な色合いというには微妙な気もします。
そんなこんなでレイアウトが完成し水槽に入れていくのですが、ここで注意点が。
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マメライブロックを水槽に入れる際には、ゆっくりと水がしみこんでいくのを確認しながら入れていくのが望ましいようです。
というのも、マメライブロック内に空気が残ってしまうとバクテリアの繁殖に悪影響が出るからだそうです。
同じ理由でバクテリアの繁殖に悪影響が出てしまうので、マメライブロックを飼育水に入れる前に水道水(淡水)につけたり、水道水で洗ったりしてはいけないそうです。
そして完成したレイアウトがコチラ。
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イイ感じに作れたかなあと思います。
今回はダイナミックなレイアウトを作りたかったので接着剤を使用しましたが、使用しなくてもマメライブロック自体が結構ごつごつしているので、組み合わせのみでのレイアウトもしやすそうです。
感想
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使ってみた感想としては、かなりいい感じです!
あのレイアウトを作成してから現在は半年ほど経過していますが、マメライブロック上に微細な藻類が生えて色合いも自然のものに近くなってきています。
この水槽は硝酸塩の巣窟なので石灰藻は生えませんが(笑)。
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また公式サイトには「サンゴが活着しやすい」というような文言もありましたが、それは確かにそのようです。
我が家ではハタゴイソギンチャクが活着していたり、マメスナギンチャクやスターポリプが上に繁茂しています。
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表面はかなり凸凹しているので生き物の隠れ家にもなりそうです。
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まとめると、マメライブロックは形状、成分等の面では天然のライブロックと何ら変わりないかさらに優れていると感じます。
ライブロックと違い、陸上でじっくりとレイアウトを考えて組むことができるのは人工ライブロックのメリットですね。
色は最初はどうなのかなーと思いましたが、水槽に入れると思ったより馴染みますね。ただ本物のライブロックや、白い石灰岩(デスロック)と混ぜて設置すると違和感があるような気がします。
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なので、マメライブロックを複数使うならそれだけでレイアウトを組むか、上の写真のようにひとつだけどかんと置くように使用すれば色の面での違和感はなく使えるのかなあと思います。
まあ、その辺気にしないなら本物ライブロックや、デスロックと混ぜてしまっても大丈夫でしょう。
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ちなみに「マメプラグ」というサンゴ株分け用のラインナップもあり、マメスナの株分けやその他のサンゴの接着などにはその商品がおすすめかもです。
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我が家ではオオバナサンゴを小さなマメライブロックの欠片(マメプラグではない)に接着しています。
マメライブロックはレイアウト面だけではなく、このようにサンゴの株分けや接着にも使えるのもいいところですね!
まとめ
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*マメライブロックは純国産の人工ライブロック
*超多孔質でバクテリアが繁殖しやすい
*ハンドメイドで形状は自然のものに近い
*パープル、ブラウン、グレーがあるが、パープルの利用がおすすめ
*使用前に水道水につけたりするのはNG。導入時は飼育水にゆっくりと入れよう
今回はマメライブロックについて紹介しました。
総合的にはかなり優秀な人工ライブロックだと思います。
気になったら使ってみてください!
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