今回は、水槽の引っ越しを請け負ってくれる「おさかな引越しセンター」を利用してみたので、レビューと感想を書いていきます。
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本記事で分かること
・おさかな引越しセンターとは
・実際の引っ越しの様子
・引っ越しはどうだったか?
※なお、本記事(記事内の写真等も含めて)の掲載については、引っ越しを担当してくださった方に直接許可をとりました。
おさかな引越しセンターとは
おさかな引越しセンターとは、水槽のレンタル・管理を専門とする「アクアガジュカンパニー」さんが手がける水槽専門の引っ越しサービスです。
淡水水槽、海水水槽、ろ過方式(外部、オーバーフロー等)に問わず、運べるものならあらゆる大きさの生体・水槽の運搬を請け負ってくださいます。
通常の引っ越し業者では水槽は中身がない場合にしか請け負ってくれず、生体まで含めての引っ越しに苦慮される方が多いようです。
しかしこのおさかな引越しセンターは、そんな方のニーズを満たしてくれるサービスを提供してくれています。
料金については詳しくはこちらをご覧ください。
→料金表
簡単に言うと「水槽の大きさ」「運搬などをどこまでやるのか」「浜田山駅からの距離」によって大体決まっています。
最もおすすめの、搬出~搬入~セッティング・生体導入までのすべてをやってくださる「まるごとプラン」では、例えば60cm水槽では基本料金が26000円です。
また出発地か到着地から浜田山駅までの距離が片道30kmを超えていると、超過1kmにつき100円の追加料金が発生します。
例えば浜田山駅から50kmの出発地から、20kmの到着地に60cm水槽を「まるごとプラン」で引っ越す場合
出発地の50kmー30km=20kmで、20km超過、したがって20km×100円=2000円
到着地は30km以内なので超過料金は発生しません。
基本料金は26000円なので、最終的にかかる料金は26000円+2000円=28000円
ということになります。
そのほかオーバーフロー水槽や、水草レイアウト水槽、海水水槽では割増料金が、複数水槽を引っ越しの場合は割引料金が適用されるようです。
実際の引っ越しの様子
ここからは実際の引っ越しの様子を紹介していきます。
問い合わせ・見積もり
引っ越し前にまず問い合わせをします。
問い合わせフォームでは引越しの状況について書き込む部分があり、水槽の大きさや引っ越しの内容、生体の匹数などを記載したうえで実際に問い合わせをすると、返信メールで見積書が届きます。
詳細に内容と見積額が記載されており、引っ越し前に内容を相談することが可能です。
この相談で引っ越し内容や引っ越し日を決定し、当日になるのを待ちます。
当日までに事前にしておくことはありません。
生体の運搬があるので前日と当日の餌やりは控えるべきのようです。
搬出
ここからは当日の搬出の様子です。
今回引っ越ししていただく水槽は60cm規格水槽(60×30×36cm)で、外部フィルターで回していた水槽になります。
また今回は、引っ越し先で60cmワイドオーバーフロー水槽(60×45×45cm)にサイズアップをお願いしました。
利用したプランは「まるごとプラン」です。
60cm規格→60cmワイドオーバーフローのサイズアップですが、お値段は60cm規格の引っ越しと同様のお値段で行ってくれました。
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最初にフィルターやプロテインスキマーを外していきます。
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次に、ライブロックや生体を取り出していきます。
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生体はバケツに入れてエアレーションをしていただけました。
次に、水を抜いていきます。この時点で捕まえられなかった生体なども捕まえていきます。
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最後に、水槽に保護のラップを巻いて、荷物をまとめて終了です。水槽周りの水槽用品たちやバケツなども一緒に運んでいただけました。
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水槽を置いていたのはちゃんとした水槽台ではなくただの机だったのですが、水槽が置いてあった場所には痕がついており机自体も歪んでいました。
水槽を置くのはちゃんとした水槽台にしたほうがよさそうです。
搬入、セッティング
ここからは新居に水槽や生体を搬入して、新たな水槽をセッティングしていきます。
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この時、サイズアップする水槽は事前に組み立てを行っておきました。
おそらくですが組み立てておかなくても大丈夫だと思います。
また、今回は底砂を新しくする予定だったので、カリブシーの「アラガライブ SPグレードリーフサンド4.5㎏」を事前に用意しておきましたが、本来であれば底砂も移し替えてくださいます。
ここで水槽に注水して、ライブロックやサンゴを入れていきます。
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なお、この引っ越しでは以前の飼育水も運搬していただけるのですが、水槽をサイズアップするので元の量だけでは足りません。
しかし不足分の人工海水はおさかな引越しセンターさん側で用意していただけました。用意していただけた人工海水はインスタントオーシャンでした。
▼インスタントオーシャンはコスパ最強のおすすめ人工海水です。
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その後は魚などの生体を水槽に入れていきます。
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これで完了です。
今回の引っ越しではオーバーフロー水槽へのサイズアップなので、メインポンプ(事前に用意しました)の接続や、元は外掛けで運用していたプロテインスキマー「海道達磨」をインサンプ式にするなどの作業も行ってくださりました。
まるごとプランでは本当に搬出~搬入~セッティング・生体導入までのすべてを行ってくれるようです。
今回はサイズアップでしたが、通常の引っ越しでは引っ越し前に接続していたフィルターやその中のろ材なども引っ越し後にそのまま接続するので、ろ過バクテリアが死滅する心配はありません(今回もろ材はそのまま使っています)。
なお、皆さんが最も気になるであろう金額は3万円ほどでした。
出発地と到着地はどちらも浜田山駅から30km以内だったので、この金額は60cm規格水槽の基本金額と、海水における割増料金の結果のようです。
また、この引っ越しで生体が落ちるということはありませんでした。
感想
利用した感想としては、
お値段は決して安いとは言えませんが、この内容を考えれば妥当で、かなりいいサービスだったと思います。
私が思った良い点は
・水槽の引っ越しという通常の引っ越し業者では対応しきれないものを、専門の知識を持った方々が行ってくださる
・事前に自分でやっておくことがなく、最初から最後まですべてを任せられる
・海水水槽の場合、不足分の人工海水は用意してもらえる
・生体が万が一死亡しても補償がある(1万円まで)
といったところです。
何より私のような自家用車を持っていない方は、自分で水槽や生体の運搬をすることは困難です。
そのような場合や、安全に生体を運搬できる自信がない場合などには非常におすすめなサービスだと思います。
少なくとも私は今回、おさかな引越しセンターさんが引っ越しを担当してくださってとても満足しました。
まとめ
*おさかな引越しセンターは水槽の引っ越しを担当してくれる引っ越しサービス
*事前準備は必要ない
*生体補償あり(1万円まで)
*事前に見積もりを行える
おさかな引越しセンターは困りがちな水槽の引っ越しを、専門の方が全て引き受けてくださるとっても有用なサービスだと感じます。
皆さんも水槽の引っ越しに困ったときには利用してみてはいかがでしょうか。