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マメスナギンチャクに給餌は必要?実際に餌を与えてみた!

悩む人
悩む人
マメスナギンチャクに餌やりって必要なの?
ハタタテ
ハタタテ
あげたほうが増えやすいよ!

というわけで今回はマメスナギンチャク(以下マメスナ)に給餌は必要なのか、またその方法について実際に給餌してみて、お話しします。

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本記事で分かること

・マメスナに給餌は必要なのか

・どんな餌を与えればよいか

・マメスナに給餌する方法

マメスナギンチャクに給餌は必要なのか

給餌の必要性・メリット

結論から言うと、マメスナの飼育に給餌は必要ありません。

しかし、餌を与えればよく食べます。また給餌するメリットもきちんとあります。

それは、餌を与えるとよく増えるということです。マメスナは光合成で生きるサンゴで、何もしなくても一応増えます。しかしイソギンチャクに近い種類であるということもあり、餌を食べるとよく成長しよく増えます。

またマメスナ自身が元気になることで色合いも健康的でいい色になります。

ハタタテ
ハタタテ
マメスナは増やす楽しみもあるサンゴだし、そのスピードを速められるのはとてもうれしいよね

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どんな餌を与えればいい?

マメスナに与えられる餌は大体こんな感じです。

・海水魚用の餌

・ブラインシュリンプ

・クリルを砕いたもの

・サンゴフード(粉末・粒・液体)

海水魚用の餌

これは普通の海水魚用の餌の粒をピンセットなどで与えます。

海水魚用の餌は魚に必要な栄養分を含んでいますが、これはサンゴにも同じです。海水魚用の餌もサンゴにも与えることができます。

ブラインシュリンプ

主に冷凍のブラインシュリンプをピンセットで与えたり、スポイトで直接吹きかけるという方法もあります。

生きたブラインシュリンプをふ化させて水槽に投入しておけば自然と捕まえて食べることもあるかもしれません。

また、冷凍ブラインシュリンプを飼育水でとかした時の栄養が溶けこんだ上澄み液を、スポイトでマメスナに吹きかけるという方法もあるようです。

クリル

クリル(オキアミを乾燥させたもの)を砕いて振りかけるように与えます。

そのままだと大きすぎるので、砕いて与えることでマメスナが飲み込むことができるようになります。

サンゴフード

サンゴフードにはいくつか種類があり、いずれもマメスナに与えることが可能です。

粉末状のもの

粉末状のサンゴフードは水槽にそのまま投入したり、飼育水でとかしてスポイトで吹きかけるように与えるものなどがあります。

リーフロイズ。そのまま水槽にまいてもいいし、サンゴにスポイトで吹きかけてもいい。

ソフトコーラルフード。飼育水でといて直接吹きかける。マメスナと銘打ってるだけありおすすめのひとつ。

粒状のもの

粒状のものはマメスナに直接ピンセットでのせるようにして与えるといいです。

LPSコーラルペレット。LPSと書いてあるがマメスナに与えることも可能。少し粒が大きいかもしれないので小さくして与えると◎。

液体状のもの

液体状のものはそのまま水槽に添加したり、スポイトで吹きかけて与えることが可能です。

リーフエナジープラス。最もおすすめ。水槽にそのまま添加できるので楽。スポイトで狙ったサンゴに与えることも可能。

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ズー・ブラスト。使い方はリーフエナジーとほぼ同じ。値段も変わらないため試してみて好みで決めるとよい。

マリンデラックス。使用方法は上の2つと変わらないが、使用時にスキマーやポンプを止める必要がないという違いがある。いちいち停止と再稼働をするのが面倒という人にはお勧め。

マメスナに給餌してみた

我が家のマメスナ

今回はこれらを踏まえて我が家のマメスナに給餌をしてみました。

給餌をするのはこちらのマメスナです。

このマメスナはアクアスタイルユーさんで購入しました。「キャンディーアップル」という名前がついているようです。この写真では見えませんが、マメスナは2つついています。

そして今回与える餌は「海水魚用の餌」です。与えるのは、海水魚用の餌としてコスパ最強と名高い「テトラマリン ミニグラニュール」です。

この餌、値段は安く量は多いためコスパは本当に最強なうえ、栄養分もしっかりしており食いつきも悪くないので本当におすすめですよ!

与える

それでは早速与えてみます。海水魚用の餌を与えるときは、まず水流を止めます。

ハタタテ
ハタタテ
水流を止めないと餌が流されちゃうよ!

そして餌自身をピンセットではさんでマメスナに乗せるように与えると、触手でつかみこむようにしてとらえます。

これ↓が実際の様子です。

赤い餌をつかむようにして食べるマメスナ。

しばらく放置していると飲み込むので、そのタイミングで水流を復帰させましょう。

なお、この飛び出ている部分のうち半分くらいは混泳魚であるゴマハギに食べられてしまいました。混泳魚に餌を食べられてしまうことには注意が必要かもしれませんね。

この餌を週に1度ほど与えて2週間がたったころ、マメスナの下に小さな新しい粒が増えていることが確認できました。

赤丸の部分が新たな株

餌を与えるとマメスナが増えやすくなるのは間違いないようです。

まとめ

*マメスナの飼育自体には餌は必要ない

*餌を与えるとよく食べ、よく増える

*海水魚用の餌、ブラインシュリンプ、クリル、サンゴフードなどをあたえるのがおすすめ

*餌を与えるときは水流を止める

*混泳魚に食べられてしまわないように注意

マメスナは増える様子が楽しいサンゴでもありますが、餌を与えることで増える速度を速めることができ楽しみが何倍にもなります。

何よりマメスナに限らず、与えた餌をサンゴが食べてくれるとなんだかうれしい気持ちになりますよ!

皆さんも給餌によってとってもきれいでかわいいマメスナを増やしてみてください!

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rirutaki
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