本記事で分かること
・ミズタマハゼが痩せてしまった時の対処法
・痩せさせないためには?
ミズタマハゼが痩せてしまう!
ミズタマハゼは初心者さん向けと紹介されることの多い魚で、実際飼育は簡単な方なのですが、実は他の魚に比べて少し瘦せやすい面があります。
自動餌やり機に任せてたら最近かなり痩せてきてしまったミズタマハゼくん🥲
集中的に給餌するようにはしてますが何か対策ありますかね…?
いいエサとかあるかなあ pic.twitter.com/d6THYzMXt6— りるたき@海大好き理系大学生 (@rirutaki_sakana) November 19, 2021
ミズタマハゼはそもそも体質的にも痩せてしまいやすいと思われるのですが、特に水槽内で痩せてしまいやすい理由はその他に2つ考えられます。
それは
ミズタマハゼが瘦せてしまう理由
・人工餌に餌付いていない
・きちんと餌が食べられていない
この2つです。
ミズタマハゼはご存じの通り底砂内の有機物や生物を捕食するベントス食性なのですが、水槽内の底砂内にはそれらの餌が自然界ほどには存在しないので、それとは別にきちんと餌を与える必要があります。
しかしミズタマハゼ自身が人工餌に餌付いていなかったり、他の魚に食べられてしまって水槽の底にあまり餌が落ちなかったりすると、ミズタマハゼが食べる餌の量が減り痩せてしまうことがあるのです。
ミズタマハゼが痩せてしまったとき
隔離して餌付きを確認
ミズタマハゼが痩せてしまった時の対処法ですが、まず人工餌に餌付いていないようなら隔離して餌付きを確認するとよいです。
方法は簡単で、ミズタマハゼを何らかの隔離ケースに入れ、その中に人工餌を落としてやるだけです。
上の写真はまさにその最中で、隔離ケース内に人工餌(テトラマリン ミニグラニュール)を沈めたところしっかりと食べてくれたというシーンです。
ミズタマハゼは人工餌に餌付く難易度自体は低いので、隔離してきちんと覚えさせてやれば餌付き自体はたいてい問題ないと思います。
底砂に餌を落としてやる・餌を底砂に埋める
餌付いているのにきちんと餌を食べられていない場合、他の魚に食べられてしまって底砂に餌が落ちずにミズタマハゼが食べられていないという可能性があります。
そんな時は底砂の上に餌をスポイトを使ったりして意図的に落としてやりましょう。
底砂上に落ちた餌は他の魚があまり手を出さないので、ミズタマハゼが独占できます。
▼テトラマリン ミニグラニュールはコスパ最強のおすすめ人工餌
また少々荒っぽい方法ですが、砂の中に餌を埋めてしまえばほかの魚は一切手出しできませんので、スポイトなどを使って砂の浅いところに餌を埋めておくのも手です。
我が家ではこれがけっこう効いたみたいで、ミズタマハゼの痩せを元に戻すことができました。
これはツイッターのほうでフォロワーさんに教えていただいたんですが、いい情報でした。ありがとうございました!
だいぶ痩せちゃってたミズタマなんですが、給餌量増加や餌の砂埋めによりたくさん食べられたみたいで肉がついてきました😊@Su_aqua000 さんアドバイスありがとうございました🙇♂️ pic.twitter.com/WRpbPw3a2z
— りるたき@海大好き理系大学生 (@rirutaki_sakana) December 7, 2021
まとめ
*ミズタマハゼは痩せてしまいやすい
*人工餌に餌付いていないために痩せている可能性がある
*底砂上に餌が落ちないと十分に餌が食べられずに痩せてしまうかも
今回はミズタマハゼが痩せてしまうことについてお話ししました。
このようにミズタマハゼは実は意外と痩せやすい面があるのですが、その分底砂のお掃除係としては本当に優秀で、ミズタマハゼ1匹で水槽の底砂を真っ白に保てるほどです。
少し気をつければ痩せやすい問題には対処できますので、ぜひ皆さんの水槽のミズタマハゼもかわいがってあげてくださいね!
▼ミズタマハゼの飼育法と注意点についてはこちら