【標津・別海】5月の野付半島で生きもの観察してきた!〈オジロワシ〉

5月に北海道の標津町と別海町にまたがって存在する「野付半島」に行ってきました。
キタキツネやオジロワシなど多くの生きものが観察できましたのでその様子をご紹介します。
野付半島

野付半島は北海道の根室半島と知床半島の中間に位置する根室海峡に突き出た「砂嘴」によってできた半島です。
衛星写真で見るとそんなに大きくないようにも見えますが、なんと全長26kmにもわたる巨大な砂嘴です。
見た目は細いですが道路が敷かれており、ドライブを楽しむことが可能です。
また半島の半ばにある野付半島ネイチャーセンターには野付半島に関する展示のほか、売店やレストランもあり、野付半島散策の拠点とすることができます。


野付半島ネイチャーセンターの駐車場にはキタキツネが闊歩していました。


北海道の大自然を感じます。
野付半島ネイチャーセンター付近にある「トドワラ」には立ち枯れしたトドマツ林の名残があります。

ここには昔トドマツ林があったそうなのですが、徐々に地盤が沈下し海水が侵入したことで立ち枯れしてしまったとのことです。
野付半島ネイチャーセンターからトラクターバスが出ており、それに乗って先端付近まで行くことも可能ですが、20分ほどかけて歩いていくことも可能です。


トドワラの先端には名前の由来となった立ち枯れしたトドマツがありました。
昔は林だったようですが、現在は数本の枯れ木を残すだけとなっています。なんだか無情感を感じる場所です。

トドワラの周辺は干潟になっており、干潟の上にはシギの仲間がいました。


ちなみに野付半島で観察できる生きものはそこそこの距離にいることが多いため、しっかり観察するには望遠できるレンズを付けたカメラか双眼鏡の持参をおすすめします。
野付半島の見どころはトドワラだけではありません。
車を走らせていると、頻繁にエゾシカの群れに出くわします。

シカは毎年角が生え変わりますが、その角が生えている途中の個体も目にすることができました。


さらに、帰る途中に見えてくる干潟の上にはオジロワシがいました。

オジロワシは基本的には冬に北海道にやってくる冬鳥ですが、一部の個体は日本に残って繁殖します。そのような残っている個体群は、野付半島で一年中観察することができます。


この時も複数個体のオジロワシを観察することができました。
ちなみに今回は見られませんでしたが、時期によってはタンチョウやオオワシ、ゴマフアザラシと出会うこともできます。

訪れるのはなかなか大変な場所ではありますが、山に入ったりすることなく北海道の自然や野生動物を観察することができるのが野付半島のスゴイところです。
野付半島ネイチャーセンターにはレストランもありますので腹ごしらえも可能ですし、生物ウォッチングのポイントとしてとてもおすすめです!
皆さんも「野付半島」ぜひ来てみてください!

