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マンジュウイシモチやプテラポゴンが喧嘩する!そんな時に考えることは?

悩む人
悩む人
マンジュウイシモチが喧嘩してしまう!
ハタタテ
ハタタテ
マンジュウイシモチは温厚といわれるけど、環境によっては喧嘩してしまうこともあるんだ。そんなときにどうするかをお話しするね

今回はマンジュウイシモチやプテラポゴンの喧嘩についてお話しします。

本記事で分かること

・マンジュウイシモチやプテラポゴンが喧嘩するという事実について

・推測される喧嘩の原因

・喧嘩への対策

▼マンジュウイシモチの飼育法についてはこちら

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マンジュウイシモチやプテラポゴンが喧嘩をする?

マンジュウイシモチやプテラポゴンは一般的にお互いに温厚とされている魚で、実際水族館などでは群れで飼育されていることも多く、彼らの群れはとっても美しいです。

しかし実は彼らも喧嘩してしまうこともあります。

実際に我が家では2匹のマンジュウイシモチを飼育していたのですが、その2匹のうち1匹がもう片方を追い回してしまい、いじめるということが起こっていました。

喧嘩自体は致命的ではなく、たまに弱いほうのヒレが切れているくらいでエサもよく食べたので基本は放置していたのですが、少しかわいそうでした。

一応、どちらかがボロボロになるまで喧嘩しないでどちらもエサもしっかり食べる状況なら、放置という選択肢もありです。

なぜ喧嘩する?

正直はっきりとはわからない

なぜ喧嘩してしまうのかということについては正直に言ってよくわかりません。

しかし、マンジュウイシモチやプテラポゴンも温厚とはいえ、基本は縄張り意識の強い海水魚の一員ということなのでしょう。

とはいってもこれでは話が進まないので、予測を立てて対策を考えていきます。

ペアができてあぶれている

最も考えられるのは、3、4匹で飼育している際に1対のペアができてしまい、あぶれた残りの個体がいじめられてしまうというパターンです。

他の海水魚でもあるパターンだと思われ、3匹で飼育しているときに特におこりやすいと考えられます。

性別が同じなので争っている

おそらく我が家でマンジュウイシモチが喧嘩していた理由がこれだと思われます。

2匹で飼育しているときに、オスメスというようにそれぞれの性別が異なればペアになる可能性は高いでしょう。

しかしメスメスやオスオスのように同じ性別だったときには闘争本能が刺激されて争ってしまう可能性が考えられます。

アケボノ
アケボノ
ニンゲンでも、みんなといるときは平気だけど2人きりになると途端にギスギスする人、いるよね
ハタタテ
ハタタテ
ちょっと違う気もするけど、まあそんな感じかな

喧嘩してしまった時の対策

というわけで喧嘩してしまった時の対策について考えていきます。

といっても、基本は他の海水魚が喧嘩してしまった時の対策と変わりません。

いじめてしまった個体を隔離する

やっぱり基本はこれです。

市販の隔離ボックスなどを用いて、いじめてしまった個体を隔離します。

よく使われるのは

コチラのスドーさんの「サテライト」や

ふつうの外掛けフィルターに隔離してしまうという手もあります。我が家ではこれを使っていました。

これによっていじめられてしまった個体が縄張りを作ることができ、水槽内でのパワーバランスを調整します。

我が家でもこの方法を実践したのですが、隔離中の外掛けフィルター内でいじめてしまった個体がエサを食べなかったうえ、戻した際にまた喧嘩が再発してしまうということが起こりました。

必ずしも効果があるとは限らないようです。

レイアウト変更

次に考えられるのはレイアウト変更です。

水槽内のレイアウトを変更することで魚の縄張りをリセットし、パワーバランスを調整します。

またいじめられてしまった側の隠れ家を作る効果もあります。

方法としてはライブロックを増やしたり、組み替えたりといった感じです。

あとこれは隔離とも通じますが、水槽用のセパレーターで水槽の区画を区切って魚同士の接触をなくすという方法があります。

脅威となる生体を導入する

彼らは群れとなって生きる魚です。

なんで群れになるのかと考えると、いろいろ理由はあると思ますが「捕食者から身を守るため」というのがメインだと思います。

したがって、水槽内に彼らにとって脅威となるような魚、つまり彼らよりも大型の魚を導入すれば、彼らの生存本能が働いて仲良く群れになってくれるかもしれません。

アケボノ
アケボノ
ある意味これも水槽内のパワーバランス調整だね

具体的には、例えばサンゴ水槽なら「ハギ類」「ヒフキアイゴ」などの、サンゴを食害する可能性が低く協調性も比較的高い魚がおすすめです。

サンゴがない魚水槽なら「中型・大型ヤッコ」「チョウチョウウオ類」、前述の「ハギ類」「ヒフキアイゴ」もおすすめです。

ハタタテ
ハタタテ
個人的にはヒフキアイゴがかなりおすすめ。大きく育てることもできるけど、中型の個体なら60cm水槽でも飼育できて協調性が非常に高いよ!
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ただ、解決法のひとつではありますが、この方法でも必ず解決できるとは限りません。

我が家ではヒフキアイゴやゴマハギとの混泳をしていてもマンジュウイシモチは喧嘩してしまっていたからです。

マンジュウやプテラポゴンの個体数を増やす

簡単にできるものではありませんが、これが最も有効でしょう。

というのも、喧嘩が発生する状況は多くの場合2匹や3匹といった少数個体のみの導入の場合に起こると考えられます。

また、水族館ではこれらの魚はほとんどの場合群れで飼育されており、そのような状況では喧嘩は見られません。

群れになると協調性が高まる性質なのかもしれません。

志摩マリンランドのプテラポゴンも群れで飼育されていた。中央やや左上の個体はおそらく口の中に卵を抱えている

まあ小競り合いみたいなのはよくあると思いますが、たくさんいて狙いを定められないので特定の個体が深刻なダメージを受けるという可能性は非常に低いでしょう。

したがって、家の水槽で彼らが喧嘩してしまうというときは、可能ならば個体数を増やしてやると喧嘩が収まる可能性があります。

アケボノ
アケボノ
ここに関しては検証はできていないけど、水族館などでの飼育環境を見れば成功率は高そうだね
ハタタテ
ハタタテ
もしこれをやるときは、最低でも全部で4匹。できれば5匹以上にしてあげると安定すると思うよ

まとめ

・水槽内では喧嘩してしまうこともある

・2匹や3匹といった少数飼育の際に起こる可能性が高い

・いじめているほうの隔離、レイアウト変更などがメインの対策

・脅威となる生体の導入もアリ

・できるなら、個体数を4、5匹以上にすると安定する可能性もある

今回はマンジュウイシモチやプテラポゴンが喧嘩してしまうことについてや、その原因と対策についてお話ししました。

ぶっちゃけ喧嘩はするにはしますが、致命的にはならないこともままあると思います。

そういう時は我が家のように放置してしまうという手も一応あります。

ただ、いじめられてしまったほうがボロボロでエサも食べないくらいになってしまうというのなら対策は必須でしょう。

正直、推測の域を出ないような内容が多くなってしまいましたが、この記事が皆さんの助けになれば幸いです。

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rirutaki
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