今回は私が行っているカクオオトゲキクメイシの給餌についてお話しします。
本記事で分かること
・カクオオトゲキクメイシには給餌したほうがいいのか
・どんな餌を与えればよいか
・給餌頻度について
・実際の給餌方法
▼カクオオトゲキクメイシの飼育方法についてはこちら
▼カクオオトゲキクメイシの不調の原因は微量元素不足?
カクオオトゲキクメイシに給餌は必要?
給餌は必要です。
正確には餌を与えなくても光だけで飼育は可能ですが、与えたほうが調子が上がり増えやすくもなります。餌の必要性は高いサンゴといえます。
そこでここでは私が実際に行った給餌方法をお話ししていきます。
カクオオトゲキクメイシの給餌方法
カクオオトゲキクメイシに与えられる餌
カクオオトゲキクメイシには粒状や液体状の餌が向いています。おすすめをいくつか紹介します。
LPSコーラルペレット
LPSコーラルペレットはLPS用の粒状サンゴフードです。半生になっていてサンゴにとっての消化が良く、栄養価も優れています。ピンセットでのせるようにして与えるといいです。
ただ粒餌を与えるだけなら、魚用の粒餌でもサンゴに必要な栄養を含んでいるため全く問題ありません。
▼LPSコーラルペレット
ターゲットフード
ターゲットフードは液体状のサンゴフードで、水に入れるとジェル状になるためサンゴに与えやすいのが特徴です。スピルリナにビタミン類とタンパク質を添加していて栄養強化もされています。
注射器で直接サンゴの口に与えます。
▼ターゲットフード
リーフエナジーAB+
リーフエナジーAB+は液体状のサンゴフードで、スポイトで直接吹きかけたり、水槽にそのまま添加することもできます。
最もおすすめで、手軽に与えることができるのにサンゴの成長が早まります。
▼リーフエナジーのレビューはこちら
▼リーフエナジーの実感できた効果についてはこちら
▼リーフエナジーAB+
給餌の頻度
我が家では、リーフエナジーを週に3回程度、ターゲットフードや粒餌などの直接給餌を週に1度~2週間に1度程度給餌しています。
あまり与えすぎてもカクオオトゲキクメイシが消化不良を起こしてしまう可能性があるので、直接給餌の頻度は1~2週間に1回程度でよいでしょう。
リーフエナジーは販売元のレッドシーさんでも高頻度で給餌することが推奨されているため毎日与えても構いません。
実際に与えてみた
というわけでそれぞれ実際に与えてみたときの様子を紹介します。
粒餌
粒餌はカクオオトゲキクメイシのポリプの上に直接乗せるようにして与えます。水流を止めて餌が流されないようにしてから与えます。
ポリプの真ん中の赤い粒が魚用の粒餌であるテトラマリンミニグラニュールです。
ポリプでつかむようにして餌を抱え込み、口で飲み込んでいきました。
▼テトラマリンミニグラニュールはコスパ最強の粒餌です。
ターゲットフード
注射器でポリプの上から垂らすようにして与えます。こちらも水流を止めて与えます。
ターゲットフードをかけるとポリプで包み込むようにして吸収していました。
リーフエナジー
リーフエナジーは循環ポンプやフィルターの稼働を止めたうえで、水流は止めずに水槽内に添加します。
添加して水槽内にリーフエナジーが広がるとカクオオトゲキクメイシに反応がありました。
ポリプを縮めて吸収しているようでした。
給餌の効果?
たくさん餌を与えていたからか、カクオオトゲキクメイシが入海直後に比べて成長してきました。
こちらが入海直後のカクオオトゲキクメイシです。
それに対して三か月後のカクオオトゲキクメイシが、
プラグからはみ出るように成長していることがよくわかります。
正直これを見るまでは給餌の効果に疑問を持っていたのですが、ある日これに気づいてびっくりしました。
カクオオトゲキクメイシには給餌を行ったほうが良いということがよくわかりました。
まとめ
*カクオオトゲキクメイシに給餌が必要
*餌を与えると調子が上がりよく成長する
*粒餌や液体状フードを与えるのがおすすめ
*おすすめのサンゴフードは「リーフエナジー」「ターゲットフード」「LPSコーラルペレット」
*直接給餌は1~2週間に1回程度でよい
今回はカクオオトゲキクメイシの給餌についてお話ししました。
カクオオトゲキクメイシは給餌すると反応してくれるのが面白く、給餌することで調子も上がるので本当におすすめです。
皆さんがよいカクオオトゲライフを過ごせますように!