ゴリラチョップは沖縄本島で最もおすすめできるシュノーケリングポイントなんです!
今回は実際にゴリラチョップに潜った経験を踏まえてお話しします。
本記事で分かること
・ゴリラチョップの基本情報
・実際のシュノーケリングの様子
・ゴリラチョップでシュノーケリングするときに用意したいもの・注意点
ゴリラチョップのココがすごい
まずは実際に行って感じたゴリラチョップの魅力を箇条書きでまとめてみました。
ゴリラチョップのココがすごい
・シャワー・トイレ・自販機・駐車場完備と、施設が充実している
・事前予約や料金が必要ない。完全セルフで楽しめる。
・各ショップにおけるツアーも充実。もっと楽しみたいときに。
・魚とサンゴがとにかく多い
・魚が人慣れしている
今回はここに注目して紹介していきます。
ゴリラチョップの基本情報
場所
ゴリラチョップは、沖縄本島北部の崎本部にあるシュノーケリングポイントです。
場所はこの辺。
沖縄本島の北部で簡単に言うと美ら海水族館の近くです。
那覇市中心部からは車で2時間~といったところでしょうか。
施設
まず無料の駐車場があります。
止められる台数は90台程度とかなり多いようです。駐車場が開いているのは8:30~17:00です。
また、シャワー(有料)、トイレ完備です。こちらは駐車場の横に存在する建物内にあり、9:00~15:30まで利用できるようです。
シャワーは温水は出ませんが、機材洗い場があるのでシュノーケルやダイビングに使用した機材を洗うことが可能です。
残念なことに売店はありませんが、自販機はあります。
しかしゴリラチョップから国道沿いに北に600mほど行くとローソンがあり、そこで食料品などを購入することは可能です。
また近隣に飲食店もいくつかあります。
おすすめは国道沿いに南に2キロ弱のところにあるハンバーガーショップ「キャプテンカンガルー」さんですね。
ゴリラチョップはどんなポイント?
ゴリラチョップにはビーチがあり、ビーチでふつうに楽しむこともできます。
「ゴリラチョップ」の名前は、ビーチにある岩が「ゴリラがチョップしている」ように見えるからだそうです。
しかし、ビーチ付近にはサンゴや魚はあまりいませんので、駐車場から海側にまっすぐ歩いていくと見つかる階段(写真中央右)からエントリーすることをおすすめします。
この写真の中央右に見えている階段からエントリーするといきなりある程度沖にエントリーでき、すぐに魚やサンゴに出会うことができます。
実際にシュノーケリングしたときの様子
エントリー
この時は先ほどの写真にも見えた階段からエントリーしました。
水際の部分がコケでかなり滑ったので、エントリー・エキジット時には注意が必要です。
海に入ると、階段のところにはもう小魚がたくさん群れていました。
なお、今回は階段からエントリーして、左手にある砂浜の海岸線に沿って平行に進んでいきます。
階段を降りてすぐは砂地になっています。砂地には大きなイカリナマコがいました。
水深は2、3メートルの場所がずーっと続いていました。
10メートルくらいはこんな景色が続きます。この時点でかなり大きな魚もいました。
ソフトコーラルの森
その先に進むと、ソフトコーラルの森が広がっていました!
そこからさらに先にはたくさんのテーブルサンゴと、たくさんの魚が見られました。
イメージとしては階段から10メートルくらいは砂地で、そこからはソフトコーラルの森が広がっていて、この辺から魚の数も多くなります。
さらに進むとソフトコーラルがテーブルサンゴに置き換わり、魚の数もかなり増えてきます。
サンゴがとにかくすごい印象がありました。
また階段から20~30メートルきたあたりだと思いますが、この場所では魚が餌付けされているらしく、ただ泳いでいるだけでも魚がめちゃくちゃ寄ってきます。
なかでもホンソメワケベラがクリーニングしにきたのはかわいかったです!
綺麗なオトメベラやスズメダイもたくさんいます。
「ヤツ」と遭遇
ただここで危険な出会いが…!
70~80センチはあろうかという巨大なゴマモンガラです!
まずその大きさにビビります。
また普段は温厚らしいのですが、繁殖期には非常に気が強くなりその鋭い牙で攻撃してくるのです。
このとき繁殖期だったかはわからないですが、気づいたときには結構距離が近く、離れても少しの間追いかけてきたので結構ビビりました。
この時は必死にゴマモンガラのほうを向いて後ろ向きに下がっていきましたが、背は向けないほうがいいと聞いたことがあったのでそうしました。
クマも背を向けて逃げると追いかけてくるといいますよね。
あとフィンのひらひらもゴマモンガラを刺激する可能性があるみたいなのでなるべく刺激しないように離れるのがいいみたいです。
また繫殖期でなければ特に危険な魚ではないので、出会っても焦らないことが一番なのかなと思います。
万が一噛まれても死ぬわけではありませんからね。めっちゃ痛いらしいけど(汗)。
こんなにデカい魚が突っ込んできたらめっちゃビビりますけどね…(笑)
エキジット
というわけで、きれいなチョウチョウウオも眺めながらそのまま階段に戻ってエキジットしました。
エントリー時と同様に階段は滑りやすいので気をつけましょう。
感想
感想としては、
とにかく魚とサンゴがすごい
これにつきます。
沖縄本島では適当なビーチに潜ってもサンゴは見られないことが多い印象があるのですが、ゴリラチョップではちょっといっただけでたくさんの魚とサンゴが見られます。
また階段があるのでいきなり魚が多い場所にアクセスできるうえ、エントリーとエキジットもラクラクです。
「沖縄本島最強のシュノーケリングポイント」と言われるのもうなずけますね!
ちなみに今回のルートはこんな感じ。
大体15~20m地点から先にサンゴと魚がめちゃくちゃいる印象でした。
ゴリラチョップでシュノーケリングするときに用意したいもの・注意点
シュノーケリンググッズは持参しよう!
ゴリラチョップではグッズのレンタルなどはしていないので、シュノーケリンググッズは事前に用意していく必要があります。
最低限必要なのはシュノーケルマスクとフィンですね。
これのようにセットになったものを買ってしまうのが最も簡単ですが、沖縄のドンキなどでもふつうに売っているのでもし持っていないならドンキを覗いてみるのもいいでしょう。
なんか沖縄旅行したときにドンキを覗くのってやたら楽しいんですよね。私だけでしょうか、コレ。
身体を覆うもの(できれば全身)があったほうがいい
もちろん普通の水着でもシュノーケリングは可能ですが、ゴリラチョップにはクラゲ防止用ネットがありません。
したがって肌を露出しているとハブクラゲやカツオノエボシに刺されてしまう危険もあるので、なるべく肌面積は減らした方がいいです。
先ほどのゴマモンガラやムラサメモンガラに襲われてしまった時にダメージを抑えられる点もそうですし、危険生物対策には体を覆うのが一番です。
また沖縄の強烈な日差しを防ぐためにも体は覆っていたほうがよいです。というか、こちらがメインの理由ですね。
以前沖縄で水着だけでシュノーケリングをしたときに、1、2時間程度だったのにがっつり白黒の痕がつくほどに日焼けしてしまい、やけどのように痛くて一週間くらいは本当につらかったことがあります…(泣)
ウエットスーツを着るのが浮力確保の面からも最も向いていますが、なかなか難しいと思うので上下のラッシュガードを着ていくのがいいでしょう。
最低限上半身だけでも着たほうがいいですね。
またできればライフジャケット着用のほうがよいです。何かあったときに何もしていなくてもに浮けるというのはかなり安心ですからね。
▼大人用
▼子供用
シュノーケリングツアーを利用するのもGOOD
そういった用品などを用意するのがめんどくさいというときは、各マリンショップが開催しているシュノーケリングツアーに参加するのも一つの手です。
値段の相場は一人5000円~7000円くらい。
持ち物は水着とタオルくらいで手軽に参加できるものが多く、家族連れの方の場合にもおすすめです。
じゃらんさんのサイトで遊び・体験の場所をクリックして、エリアは「沖縄→本部・名護・国頭」を設定し、ジャンルは「ウォータースポーツ・マリンスポーツ→シュノーケリング・ボートシュノーケル」を設定すれば検索できます。
当日の海況にもよるので必ずしもゴリラチョップでシュノーケリングができるとは限りませんが、いずれにしてもガイドさんがとっておきのポイントにお連れくださいますよ!
もっと楽しみたいときに!
「シュノーケリングをもっと楽しみたい!」という方や「思い出を残したい!」という方には水中カメラやGoProのレンタルがおすすめです。
楽天市場でも簡単にレンタルできますよ!
▼GoPro
▼私も以前利用していたおすすめの水中カメラ
▼私が現在利用しているシリーズの水中カメラ。本記事の写真はこのシリーズのカメラで撮影した
まとめ
*ゴリラチョップは沖縄本島で最強のシュノーケリングポイント!
*シャワー・トイレ・自販機・駐車場完備と、施設が充実している
*事前予約や料金が必要ない。完全セルフで楽しめる
*魚やサンゴがたくさん!
*階段からのエントリー・エキジットがおすすめ
*シュノーケリンググッズの持参が必要。沖縄のドンキにも普通に売っている
*日差しと危険生物対策のため、できれば上下ラッシュガードなどを着ていくのがおすすめ
*各マリンショップが開催してるシュノーケリングツアーに参加するのもおすすめ
今回はゴリラチョップでのシュノーケリングについてお話ししました。
ゴリラチョップは総合的に沖縄本島で最もおすすめできるシュノーケリングポイントなので、機会があればぜひ行ってみてください!