海水魚を飼育している方で、デバスズメダイを飼育したことのある方は多いと思います。
でもそんなデバスズメダイが、黒くなってしまって心配!そんな時がありませんか?でも多くの場合は心配しなくて大丈夫です!それについてお話しします。
本記事で分かること
・デバスズメダイが黒くなる原因
デバスズメダイが黒くなる理由
眠い(時間帯:早朝か夜)
デバスズメダイが黒くなってしまう理由はいくつかありますが、最も大きな理由は「眠い」です。これはどの魚にも言えることですが、寝ている時は色が変わります。
デバスズメダイの場合は黒っぽく変わるのです。例えば夜になると黒くなるとか、朝電気をつけたときに黒いといった場合はこれに当たります。
これはクロヘリイトヒキベラの例ですが、クロヘリイトヒキベラも通常状態と睡眠状態とでは写真のような違いがあります。睡眠中は顔に銀色の模様が入ります。
慣れていない・怯えている
水槽導入直後にあるのがこのパターンです。
強健なデバスズメダイとはいえ、人間と同じで新たな環境に来たばかりは怖いものです。
私が飼育しているデバスズメダイもそうでしたが、水槽導入からしばらくは環境に慣れていないため怯えてしまい色が黒くなりがちです。
そんなときは水槽を安易に覗き込まない、水槽を揺らさないなどそっとしてあげましょう。エサさえ食べていればじきに慣れてきれいなブルーを見せてくれますよ!
なんらかの病気・いじめられるなどで弱っている
泳ぎ方が弱々しい・ひれが裂けているなど、病気だったりいじめられて明らかに弱っているときもデバスズメダイは黒くなります。
これらの場合は見ればすぐわかることが多いです。病気であれば白点がついていたり、いじめられてヒレやウロコが傷ついていたりといった具合です。
ただ、デバスズメダイが病気になるような環境というのはそもそもかなり悪いといえます。まずは水温や硝酸塩などの環境を見直しましょう。その上で、淡水浴や薬浴などの適切な治療を施しましょう。
水温を一定にさせたい場合はヒーターやクーラーを使いましょう。
▼ヒーター・クーラーの選び方についてはこちらから
▼硝酸塩が多くて困っている場合はこちらをご覧ください
▼グリーンFゴールド顆粒を用いた薬浴の方法
また、デバスズメダイがいじめられて弱っている場合はいじめている方の魚をスドーの「サテライト」で隔離したり、レイアウト変更で魚のなわばり作り直すなどして対応しましょう。
またこれらの理由でデバスズメダイが弱っている場合は、栄養価の高い冷凍ブラインシュリンプや、魚の免疫力を高める成分が入っている「メディマリン」などのエサを与えて魚の体力を回復するように努めましょう。
「メディマリン」は普段から魚の免疫力向上に効果があるため「白点が出てしまう」「病気にさせたくない」という時にはとってもおすすめです!
▼メディマリンのレビューはこちら
我が家でも一度、混泳魚にしつこくいじめられたデバが水槽の隅にとどまって真っ黒になってしまったことがあります。
常に上を向いていて力なくぱたぱたとしていたのですが、上からスポイトでエサを落とすと食べたので、それを根気よく数日続けていたら完治しました!
まとめ
デバスズメダイが黒くなってしまう理由
*眠い
*慣れていない・怯えている
*病気・いじめられている
*基本的に心配はナシ!
デバスズメダイが黒くなってしまう理由はいくつかありますが、デバに限らず魚は何かと色が変わりやすい生き物ですので多くの場合心配はいりません!
明らかに弱ってしまっているようでしたらよく観察してその状況にあった対応をとりましょう。
御覧いただきありがとうございました!