【ハナダイ】TGでカッコいい「黒抜き」写真を撮る4つのコツ!

・黒抜き写真とは
・TGで黒抜き写真を撮るために必要なもの
・黒抜き写真を撮るためのコツ
黒抜き写真の概要
黒抜き写真とは

ダイビングにおける黒抜き写真とは、
背景を真っ黒またはそれに近い状態にすることで、被写体をより強調する写真のことです。
特にハナダイやベラなどの浮遊するお魚や、ムチカラマツなどのホストに住む甲殻類やガラスハゼなんかを被写体にするときによく使われている印象です。
ちなみにこの記事に乗せているダイビング写真は、全て筆者がTG-4かTG-7で撮影した写真です!しっかり設定を学べば、TGでもここまでカッコいい黒抜き写真が撮れちゃうんです。
黒抜き写真を撮るために必要な条件
周りが比較的暗いこと

背景を黒くするためには、周りが明るくては撮れません。そのため沖縄の澄んだ海、晴れた日の水深5mなんかでは撮ることはできません。
「沖縄などのサンゴ礁よりは伊豆や紀伊半島」「晴れた日よりは曇りの日」「浅い水深よりは深い水深」の方が黒抜き写真を撮るのに向いています。
ストロボで被写体をしっかり照らすこと

黒抜き写真は被写体を明るく、それ以外を暗くすることでコントラストを大きくし、背景を真っ黒にすることで撮ります。
少し技術的な話をすると、背景を暗くするためにはシャッタースピードを上げたりF値を大きくしたりして全体的に低露出にする必要があり、それでも被写体をしっかり撮れるようにするには被写体を明るくするしかないのです。
ただ、TGを使う場合にここまで細かく設定を考えるのは面倒なので、まずはストロボを使って被写体を照らすことを意識しましょう。
TGで黒抜き写真を撮るための4つのコツ
背景に何もない状態にしよう
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背景に壁などがある状態では黒抜きにできないので、被写体の後ろには何もない状態で撮るのが望ましいです。
この際、大体は壁を背にして撮る事になるので、中性浮力をしっかりとることが必要になります。
外部ストロボを使おう

黒抜き写真を撮るためには被写体を明るく照らす必要があるため、外部ストロボが必要です。
一応、ホストにつくタイプの甲殻類やガラスハゼなどは寄りやすいのでTG内蔵のストロボでもなんとかなります。ただ寄りにくいハナダイやベラは外部ストロボなしだと光が届かないので、黒抜きを撮るのは相当難しいです。
というか、ストロボが1灯でもあると本当にダイビング写真の世界が一変しますので、本当におすすめです!
RAWで撮影しよう

最終成果物として美しい黒抜き写真を出したい場合、RAWで撮影することをおすすめします。
「RAW」は「生」のデータのことで、撮影時の情報をそのまま持ったファイルであることから、撮影後でもほぼ劣化なしに写真の編集を行うことが可能です。
詳しくは別記事でお話ししようと思うのですが、Lightroomなどの編集ソフトで写真の「シャドウ」や「黒レベル」「コントラスト」等のパラメータを調整することで、美しい黒抜き写真にすることが可能です。

TGではトップの通常の画面で「OKボタン」を押すことで撮影設定の変更ができますが、ここで「SF+RAW」モードにしておくと、高品質なJPEGファイルとRAWファイルが同時に記録されるのでおすすめです。
JPEGとRAWを同時に記録するので、データ量は大きくなってしまいますが、撮って出しでササっと出したいときとしっかりRAW現像して仕上げたいときの両方に対応できます。
▼黒抜き写真にするためのRAW現像方法について
Coming soon…
撮影モードは水中マクロでOK!

できればF値やISO感度なども調節した方が最終的に良い写真は撮れる可能性はあるのですが、TGでの撮影では水中でそのような複雑なことを考えていると逆にタイミングを逃してしまうこともあります。
一眼やミラーレスでの撮影ともなるとそうもいきませんが、TGではそこまで複雑な設定を考える必要はありません。
撮影モードは「水中マクロ」であればある程度カメラ側で最適な設定にしてくれるので、水中ではストロボのライティング調整や中性浮力の維持に集中する方が最終的に良い写真が仕上がると思います。
まとめ

*「黒抜き写真」は背景を真っ黒にして被写体を強調する撮り方
*背景には何もない状態で撮る
*ストロボで被写体をしっかり照らす
*できればRAWで撮ってRAW現像したい
*撮影モードは「水中マクロ」で
今回はダイビングにおいてTGで黒抜き写真を上手に撮るためのコツをご紹介しました!
黒抜き写真が上手く撮れるとハナダイなどの美しくてカッコいい写真を量産できて楽しさ倍増なので、皆さんもぜひやってみてください!






