【ウールマット】海水水槽におすすめのろ過能力が高い物理ろ材5選〈最強〉
本記事で分かること
・物理ろ材とは
・海水水槽におすすめの物理ろ材
ろ材とは
ろ材の種類

海水水槽において、ろ過に用いるろ材は「物理ろ材」「化学ろ材」「生物ろ材」の3種類。
物理ろ材は、大きなゴミや残ったエサなどを物理的にろ過するろ材。ウールマットなどが当てはまり、海水水槽でもしばしば用いられます。
化学ろ材は、飼育水の黄ばみや不要な成分を化学的に吸着するろ材。活性炭を利用した「ブラックホール」などが当てはまりますが、pHを変化させてしまう可能性もあることから海水水槽では、きちんとした目的をもって使用する場合が多いです。
そして海水水槽においてもっともよく使われるのは生物ろ材。これは多孔質なろ材の表面にバクテリアを繁殖させ、そのバクテリアに有害なアンモニアや亜硝酸を分解してもらうために使うろ材です。
海水水槽におすすめのろ材はどんなもの?

海水水槽には基本的に非常に高いろ過能力が要求されます。
例えば海水水槽においてフィルターを選ぶ際には「水槽のサイズよりもひと回り推奨サイズが大きなフィルターを選ぼう」とよく言われます。
▼海水水槽のフィルターについて
海水水槽における物理ろ材の役割

海水水槽において最も重要なのは生物ろ材ですが、実は物理ろ材が果たす役割もとても大きいです。
生物ろ材はバクテリアによってアンモニアなどの有害成分を分解する役割を持ちます。しかし生物ろ材に残りエサなどのゴミがついていると、そのゴミの分解によって一気に水質が悪化したり、そもそもバクテリアが繁殖できなくなったりしてろ過能力が低下します。
そのため、物理ろ材の使用によって水槽のろ過効率を大きく高めることが可能です。
おすすめの物理ろ材

ウールマット
とても安価かつ、簡単に設置でき、ゴミはしっかりと受け止めてくれるので設置しておいて損はないです!
バイオボール
パワーボールBIO
パワーボールBIOは球状のろ材ですが、溝がたくさん掘られているので表面積が大きく、バクテリアが繁殖しやすいです。またこの溝でゴミを引っ掛けるので物理ろ材としての役割も果たしてくれます。
値段もかなり安価ですし、ありとあらゆるフィルターにとりあえず入れるだけで使えるのでおすすめです!
キャビティ
ここ最近で人気が出てきている高性能ろ材「キャビティ」。河川の底のくぼみにゴミがたまっていく現象を利用したろ材であり、物理ろ過と生物ろ過の両方に対応しています。
プラスチック製ですが水につけると沈むので、上部フィルターに入れることも可能です。
ミューロA
こちらもキャビティと同様、うねうねした構造でしっかりゴミをキャッチしてくれるろ材です。プラスチック製なので耐久力が高いことも特徴。
正直、キャビティと性能に大差はありませんが、こちらの方がやや安価なので、特にこだわりがなければこちらもおすすめです!
ストレーナースポンジ
ストレーナースポンジは外掛けフィルターや外部フィルター、上部フィルターの水を吸う部分に装着するスポンジのことです。
地味ですがコレをつけることでフィルター内に余計なゴミが入り込むことを防げるので、実はかなり重要かつおすすめな商品です。フィルターに元々ついていることも多いですね。
水換え時などに一旦スポンジを取り外して洗うことで長期間使用できますが、いずれヘタってくるのでその時が買い時です。
まとめ

*物理ろ材は生物ろ材の性能をフルに発揮するために必要!
*目的に合わせて適切なろ材を選ぶと水槽環境に良効果!
今回は海水水槽におすすめの物理ろ材を5種類ご紹介しました。
どれも明確なメリットがあり、目的別に使い分ければ海水魚飼育ライフがさらに充実すること間違いなしです。
ぜひあなたの水槽に合ったろ材を見つけてみてください!




