今回は石垣島から定期船で30分の離島にあるミニ水族館の「黒島研究所」をジッサイに訪問したときの様子について紹介します。
本記事で分かること
・黒島研究所について
・ジッサイの様子
黒島研究所について
黒島研究所の営業について
「黒島研究所」は石垣島の離島「黒島」にあるミニ水族館です。
黒島へは石垣島の離島ターミナルから「八重山観光フェリー」と「安栄観光」からフェリーが1日3往復ずつ(合計6往復)出ています。
所要時間は片道30分くらいで料金は往復2570円。位置的には水牛者で有名な「竹富島」よりもさらに西表島方向に寄った場所にあります。
▼詳しくはこちらをご覧ください
営業時間9:00~18:00(10月から3月は17:00)。
入館料は大人ひとり500円。
より詳しく知りたい方はコチラの公式サイトをご覧ください。
ちなみに黒島はとても小さい島なので、島内の移動はレンタルサイクルが基本!
港のすぐ近くに借りられるお店があり、料金は電動自転車(おすすめです!)で1日2000円くらいだった気がします。
港から黒島研究所までは自転車で10~15分ほど。たくさんの牛が放牧されている景色を見ながら向かいます。
黒島研究所をジッサイに訪問!
黒島研究所にきてまず見てほしいのはコチラ。
建物の前には池があり、「サメ出没注意」の看板。
なんとそこにはレモンザメの幼魚が悠々と泳ぎまわっています。
落ちたらヤバいかな?
池を通り過ぎた先に玄関があります。
駐輪スペースにレンタルサイクルを止めていざ突入です。
中に入るとこんな看板。牛の数やハブに噛まれた人の数が書いてあります。
それぞれの数がなかなかに興味深いですね。
黒島研究所は沖縄の水族館を舞台にしたアニメ「白い砂のアクアトープ」に出てきた「かめはうす」のモデルにもなったようですが、確かにアニメにもこの看板が出ていた気がします。
受付には数量限定でサメのエサが売っています。
というわけで購入して外のサメ水槽へ。
購入するともらえるコップにはお箸とキビナゴ?のような小魚が何匹が入っています。
外のサメ水槽にはネムリブカやオオテンジクザメなどのサメが数匹泳いでいて、このサメたちにエサをあげることができます。
お箸で魚を持って水槽の上に持ってくると…
うおお!歯がやべえ…。
水槽に魚を落としてやると泳いでいるサメが食いついて食べてくれます。この迫力。ぜひジッサイに体感してほしいですね。
ちなみに注意書きもありますが、直接手で行こうとしたりするとガブッとやられる可能性もあるので気をつけましょう(笑)。
黒島研究所はカメの保全に力を入れていて、建物の中の水槽にも外の水槽にもたくさんのウミガメが泳いでいます。
館内にはカメのエサが入っているガチャがあって、ここで買ったカメのエサをウミガメたちにあげることもできます!
手のひらサイズの子ガメも泳いでいてかわいらしかったです。
この子たちにはまだエサの粒が大きいらしくみんなでかじって小さくして食べていました(笑)。
館内の様子はこんな感じ。
カメやサメ以外にも八重山に生息するお魚やヤシガニなどの生きものも数多く展示していて、解説も力の入ったものがあるのでお魚好きならゼッタイ超楽しめます。
外の水槽にもたくさんのウミガメがいてこの子たちにエサをあげることもできます。
が、この水槽では写真右に写っているゴマモンガラが周到につけ狙っていて、エサが落ちてきた瞬間に突っ込んできてエサを奪っていきます(笑)。
このゴマモンガードを打ち破ってカメにエサをあげられた時の喜びはひとしおです。
水槽エリアの反対側には資料室があって、八重山の自然環境やウミガメ、漁業と生きものの関わりについて学ぶことができます。
資料室の外にはニワトリとクジャクが飼育されています。
クジャクは沖縄で逃げ出したものが野生化して外来種問題になっているので、その関係でしょうね。
受付横ではクリアファイルやステッカー、書籍等の販売もしています。ステッカーが特にかわいかったので購入しました。
そして横にあった「何が出るかお楽しみガチャ」をやってみるとなんと「たぶん大当たり!!」の書籍が当たってしまいました!
「日本のアオウミガメ」です。
石垣からの帰りの飛行機で読みましたが、アオウミガメ研究と保全の現状についてかなり詳しく知ることができて非常に興味深い1冊でした。
こういうお楽しみ系のガチャはやっぱり楽しいですね!
さあ「黒島研究所」いかがだったでしょうか。
入館料も安いですし、八重山の自然について詳しく知れてエサやりなども楽しめるディープな施設なので、黒島にいらっしゃった時には外せないポイントかと思います!
皆さんも石垣旅行のアクセントに「黒島」と「黒島研究所」、いかがでしょうか?