今回はフレームレス水槽に後付けして使うGEXさんの「アクアフランジ」について、ジッサイに使った感想を踏まえてお話しします。
本記事で分かること
・GEX「アクアフランジ」とは
・設置方法と効果について
アクアフランジとは
「アクアフランジ」はGEXさんから販売されているフレームレス水槽用の後付けフランジです。
ラインナップは「6-30」「6-45」「10-45」の3つがあり、前の数字はつけられるガラス厚、後の数字はアクアフランジの長さを表しています。
開けてみると見た目はこんな感じ。
触ってみると硬いプラスチックのような感触でした。
横から見るとこんな感じです。飛び出ている部分は2、3cmくらいかな。
素材自体は結構分厚くて安心感があります。
ジッサイに設置してみた!
設置前に…
アクアフランジと水槽の幅の長さについて
まず前提なのですが、45cmのアクアフランジは45cm水槽に無加工で設置できません。
また隅にはこんな感じで重なり合う部分があり、ジッサイに使う長さはやはり水槽の幅よりは短くなるので、アクアフランジを切る必要が出てきます。
アクアフランジを切ろう!
というわけでアクアフランジを切っていきます。
まずは長さを合わせます。
こういうイメージで水槽に当てて必要な長さをどれくらいかなーと見て目印をつけておいて…
ジッサイに切っていきます。
なお、この時使ったのはセリアで買ったプラスチックなど用のハンドソーです。
これやる時にハサミでも切ろうとしてみたんですが、結構デカいハサミを使ったにも関わらずうまく切れませんでした。
アクアフランジのL状の形状的にはさみだとめっちゃ切りにくいんですよね。
だから切るときは百均のでいいのでノコギリがおすすめです。
切っていくときにわりと切りカスが出るのに注意です。
切り終わったものがコチラ。
バリがそこそこついてしまうので、見た目が気になる場合はやすったり指でちぎったりしてとるといいでしょう。
まあ、私は気にならないので放置ですが(笑)
設置!効果は?
あとは水槽に直接はめ込んで完了です!
はめ込むときにわりと力がいるんですが、まず角をはめ込んだのちにそこから斜めにはめ込んでいくイメージでやるといい感じにはめ込めます。
そして肝心の効果ですが…
これは思わぬ形で実感することになりました。
それがコチラの動画。
みなさん大丈夫でしょうか…
アクアフランジつけててよかった…😣 pic.twitter.com/K8ezCRS0pP— りるたき@海大好き理系大学生 (@rirutaki_sakana) March 16, 2022
先日の福島沖での最大震度6強の地震。
まあ地震中に慌てて水槽を抑えても意味ないので動画を撮っていたのですが、コレがスゴイ。
我が家の地域では震度4だったのですが、アクアフランジのおかげで一滴も飼育水がこぼれませんでした。
あともう一つアクアフランジのメリットは「魚の飛び出しも防げる」というところです。
お魚の飛び出しは大体の場合、水槽の壁面に沿ってお魚が飛び上がったときに起こる印象です。
あくまでも印象なのですが、結構しっかりと水槽のフタをしててもお魚が飛び出してしまう原因はコレでしょうね。
特にハゼなどの飛び出しやすいお魚はホントにわずかな隙間でも飛び出してしまうんですよね。
そういった事故を防げるという意味でもアクアフランジは有用と言えるでしょう。
ただまあ、水槽の美観という面ではフレームレス水槽のすっきりした感じはどうしてもなくなってしまいます。
でもそこまで気になるものでもないですし、それを大きく上回るメリットがあるので私は今後もつけていこうと思います。
まとめ
*アクアフランジはGEXさんから販売されているフレームレス水槽用の後付けフランジ
*「6-30」「6-45」「10-45」の3つのラインナップ
*水槽の内側の長さに合わせて切断可能
*百均のノコギリでの切断がおすすめ
*水槽の水漏れとお魚の飛び出しの対策になる
今回はフレームレス水槽に後からつけることのできる「アクアフランジ」について紹介しました。
フレームレス水槽でどうしても問題になってくる「地震時の水漏れ」と「お魚の飛び出し」をしっかり対策してくれるのでいい商品だといえると思います。
特に今回の地震で効果を実感しました…。これは今後は手放せないでしょうね。
皆さんも地震対策にいかがでしょうか?